第454話 敵同士

2016年7月19日

第18部-親の仲間達-

t f B! P L
柴田「萩原がいらん事して
ロバートの怒りを買ってた
あれが始まりやったなぁ」

司「萩原さんって・・?」

安部「中学の頃の俺らの頭
敵同士やった頃の話しや」

守「そいつが何しました?
怒りを買ったってのは?」

安部「あー・・ちょっとな
言ってええんかなぁ・・」

柴田「難しい判断やなぁ」

2人は少し暗い顔になった

司「教えてほしいです。
僕達はもう親が違うって
言われてるんですよ?
これ以上の事ですか?」

安部「それ以下の話や。
まぁえっか。昔の話やし」

柴田「俺と安部が負けてな
こっちの負けやったのに
萩原がスタンガンを持って
ゆっきーと京ちゃんを人質
にとろうとしてたんやわ」

司「京ちゃんて・・・」

守「ゆっきーってまさか」

安部「お前らの母さんや。
羽田京子と佐川由紀や」

守「女に手を挙げたん?」

柴田「未遂で終わってる。
魔人と死神が代わりに
スタンガン受けてたからな
そんで動けなくなった所で
ボコボコにされてたんや」

柴田「萩原は俺達と違って
喧嘩で勝つ気やなかった。
女人質にとって無抵抗に
してでも勝とうとしてた。

結局萩原は沢田と宮根を
シバいたからって学校で
言いふらしてたけどな。

俺らは言えへんかったわ」

守「それで?それで?」

守君は続きが聞きたそうだ
確かに僕も気になった。

柴田「それでなぁ・・・
そっから仕返しに来たんや
5人だけでやってきたわ」

司「5人・・・?」

守「ロバートとダディと
司のダディの3人以外に
まだおったんですか?」

安部「あぁ。後2人おる。
でもそれは後で話しするわ

そんでその時のロバートが
恐ろしかった。瞬殺や」

司「瞬殺って・・・」

守「どうやって瞬殺に?」

柴田「急所や臓器に当てる
他に体重乗せて投げたり」

安部「ロバートはとにかく
戦意を奪うか戦闘不能状態
にしまくってたわ」

柴田「そんで兵隊やられて
ロバートが俺と安部を同時
に相手するって言い出した

スタンガンを俺達も使って
たと思われてたんやわ。
そう思われてしゃあない」

守「確かにそうなりますね
全員そういう人って思う」

司「ヤンキーですね」

やり方が汚いと思った。
ヤンキーだったとわかった

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