第461話 1点部分

2016年7月26日

第18部-親の仲間達-

t f B! P L
野田「拓也。その蹴り方は
当てれば相手はダメージを
負うっていう考えでは意味
をなさへんねや」

司「ふむふむ」

僕は関係ないけど聞いてた

野田「ガードを抜く場合は
アゴ・鼻・目・耳といった
1点部分を狙うように蹴る

そうなると使う部分は踵や
踵で1点を目指して蹴れ」

拓也「当てればいいって
いうのは違うんですかぁ。
1点を狙うんですね・・・
めっちゃ難しい考えです」

野田「1点を狙うってのは
破壊するって事やねんな。

小4やったら相手も防御を
知らんと思うから使うな。

相手の今後の人生を奪うし
拓也も罪を背負って生きる
事になって後悔するから。

せやから小4で使うのは
普通の後ろ廻し蹴りに
しとけよ。危険やからな」

拓也「また禁止事項やぁ。
肘も禁止ですから辛い~」

野田「小学生なんて普通に
ポカポカ殴ってたらいい。
拓也みたいに技術使って
たら体のできてない相手は
簡単に死んでしまうから」

拓也「はーい。わかってる
だからちゃんと守ってます
使う方の問題ですもんね」

野田「そうそう。高校生や
ヤンキー中学生に使えよ。
気合の入ってない連中に
使うことはないようにな」

拓也「はーい。わかった」

歩きながら兵庫駅についた
ここで拓也君と別れた。

切符を買って駅に入った。

司「拓也君ってすごいね。
僕の小4の頃とは違うよ」

野田「あいつはずーっと
日本拳法習ってるからし。
それに仲間もおるからな。
ずっと頑張れてきてる」

司「武術仲間ですか?
冠位明稜帝のように?」

野田「いんや。違う。
腐れ縁みたいな感じで安部
さんの子供に裕真(ゆうま)
っていうのがおるねんや。
裕真と競い合ってるねん」

守「競い合う相手がいると
やっぱり続きますもんね」

司「あんな小4怖いですよ
なんか番長みたいですね」

野田「そうやな。俺も怖い
あいつらのコンビは強い」

司「冠位明稜帝よりも?」

野田「連携プレイはうち
と同じ系統やからなぁ・・
阿吽のレベルが高いのは
あいつら2人の方かなぁ」

彼らは彼らで柴田さんや
阿部さんから教えてもらい
努力をしているらしい。

教えている事は冠位明稜帝
で教えている事と同じ流れ

つまり後はタッグのレベル
の差だけだった。

僕達と先生は降りる駅が
違い先生と別れてから
僕達は駅前で少し話をした

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