一時間ほど話をしていた。
さすがに9時を過ぎたので
僕達は別れて帰った。
司「ただいまぁ~」
父「おう。お帰り~」
母「お帰り~。ご飯は?」
司「うん。食べる」
リビングに行くとみんなが
普通に各々過ごしていた。
帰りが遅いとか・・・
怒られる事はなかった。
僕が全てを知ってから・・
父さんや母さんも中学生で
ロバートと一緒に遊んでて
帰りが遅かったらしい。
そういう思い出ってのは
後々大切な経験に変わって
大事にできるらしいから。
その代わりに僕が遅すぎて
心配をかけるような行動を
とっていたら信頼されずに
門限が決められる話だった
ご飯を食べてお風呂に入り
ベッドに入って考えてた。
司「柴田さんも安部さんも
偉い人なんやろうなぁ・・
なんかかっこよかったし」
父さんと同格と言ってた人
はすごい人達と思った。
あーいう人達と一緒に時代
を過ごせた父さん達は絶対
楽しかったんだろうと思う
僕もあんな大人になりたい
そう思えるようになった。
知らない間に眠りにつく。
そして翌日朝早く起きて
父さんと一緒に朝食を食べ
最後のロバート派を聞いた
ロバートと最も付き合いの
長かった人が2人いる。
その2人と会ってこいと
言う話だったが・・・
1人はドイツに住んでる
もう1人は日本にいる。
それしか教えてくれない
今言うと会いに行きたく
なると思うからって理由
今は会わなくてもいい。
後の2人とは夏休みに
会って来いという話だ。
それまでは自分のやる
べき事ややりたい事に
集中して過ごしてれば
いいと言われた。
それからはまたいつも
通りの毎日に戻った。
学校へ行って終わって
から冠位明稜帝に通って
楽しく過ごしていた。
みんなで一緒に遊んだり
男女グループで遊んだり
色々話をしたりしていた。
そうして数日が過ぎた時に
僕達の知らないところで
近隣の不良同士が争ってた
中学最強の不良を決める
頂点争いの喧嘩だった。
不良同士の喧嘩でトップを
とった者が必ず言われる事
沢田 守と宮根 司を無視
してトップとは言えない。
不良同士の間ではそんな事
が言われるようになってた
そして・・・他にも・・・
冠位明稜帝の存在が邪魔に
なっている暴走族もいた。
僕達は・・・ここで色々と
争いに参加する事になる。
第18部-親の仲間達- 完