第1407話 文化祭

2025年5月21日

第48部-強制的バレー 大会前編-

t f B! P L
司「・・・どうすんの?これ」

守「う~ん・・・」

学校の昼休みに外で練習しながら
2人で話し合っていた。

それは・・・

司「なんで試合の日と文化祭の
日がかぶっちゃってんの?」

市民大会の日と文化祭の日が
かぶってしまっていた。

こればっかりはどうしようもない

司「バンドとかやるんでしょ?
また去年みたいに」

守「できへんな。さすがに今年は
バンドをやる余裕ないわ」

バイトにバレー。
特にバレーは勝ち目が少ないので
他に向ける余裕がなかった。

司「先生には相談したの?」

守「あぁ。相談したよ」

司「なんて言ってた?」

守「去年はバンドあるからって
市民大会誘わなかったやろ~?

今年は抜け出してきたらいい。
って・・・言ってた」

司「そうやろね」

まぁ・・・しょうがない。
結局は自分で決める事だけど。

自分で決めた事だったら先生は
良いも悪いも文句は言わないから

昼休みが終わって5時間目の
休憩時間に・・・

井崎「沢田君。ちょっといい?」

守「ん?あぁ。どうしたんや?」

井崎。仁木。有山の去年のバンド
メンバーが守君に話しにきていた。

だいたいの予想はついた。
なんとなく僕は席を外した。

守君も少し困っていた表情だった。

井崎「文化祭の事なんやけど。
今年も一緒にやらへんかな?」

守「今年は・・・悪い。
出られへん。ごめん」

仁木「えっ?なんでよ?
他の人らとバンド組むん?」

守「いや。そうじゃない。
今年はバンドはできへんねん」

有山「なんでなん?」

守「それは・・・言えない。
ただ他の人とバンドをする事は
ないし今年は何もできへんねん」

司「そりゃそうだ」

学校の中で今年は市民大会に出て
バレーするなんて言える訳がない

話が解決しないまま休み時間は
終わった。

HRでも3人は諦めずに
バンドの話はしていたが・・・
まとまらず放課後どっかに行って
話をすることになったらしい。

僕はバイトだったので理子と
一緒に帰ってバイトに行った。

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