第1414話 考え

2025年5月30日

第48部-強制的バレー 大会前編-

t f B! P L
野田「・・・どういう事やろ
ちょっとわからんな・・・」

守と司からは話を聞いている。
そこからはなかなか聞き出せない。

先生は魂輝君に電話をかけた。
そして今日夜ご飯を食べに家に
行くということで話をつけた。

そしてPM7:30

野田「こんばんわー」

魂輝「開いてますよー。
すぐにご飯用意しますから」

野田「あれ?タマだけ?」

魂輝「ダディとマミィは今日は
忙しくて帰り遅いと連絡ありました。

守は図書館行って調べ事してから
なので遅くなるみたいです」

野田「・・・そう?悪いなー。
守の帰り待ってようか?」

魂輝「いいです。先生と僕の分は
すぐに用意できますから食べます。
席に座ってて下さい」

魂輝がご飯の用意をして一緒に食べる

野田「どう?バレーの方は?」

魂輝「負けてますよ」

野田「もう日にちないけど?
勝つのは・・・難しいか?」

魂輝「難しいですねー」

野田「・・・そうか」

その割には・・・普通だ。
動揺や諦めてる感が見えない。

野田「その割には余裕がある
ように見えるけど?」

魂輝「余裕なんてないですよ。
ただ僕の役目は拾う事ですから
それ以外は考えないです」

・・・考えない?
ってことはタマは駒で動くのか?

野田「守が戦略組んでるの?
確かアタッカーに変更したんだっけ?」

魂輝「戦略は組めないですよ。
ママさん達が知らなすぎますので
戦略も戦術も組んではやれないです」

・・・そうだよなー。そうなるよなー
短期間で戦略組んだとしても実用できる
ほどの経験積ますには時間かかるしなー

じゃあその余裕はなんなんだろ?
どういって聞き出そうか・・・

野田「じゃあ勝てないんじゃね?
試合に出ても敢闘賞ぐらいか?」

言葉は悪いがちょっと煽る。
しかしタマは煽り耐性が高いので
平然と答える。

魂輝「負けたら応援にまわるだけ
じゃなかったでしたっけ?」

野田「・・・そうそう。そやけど
あれー?そんな感じですかー?」

・・・なかなか読めない。
本当に何も考えていないのか?
とも思えるが魂輝は見せてくれない

簡単に読ませてくれなかった。
だとすると・・・

野田「けっこうバクチなんの?」

魂輝「そうですね」

・・・なるほど。勝率が低いか。
よかった。そうならないとね。

この3人にバレーさせる意味が
なくなるとこだったよ。

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