第1413話 順に薙刀

2025年5月29日

第48部-強制的バレー 大会前編-

t f B! P L
女子「次お願いします」

魂輝「あのー。僕・・・
バレーをしたいんですが。
・・はい。わかりました」

次々と順に薙刀をしていた。

魂輝「基本は中段ですよ。
そこから八相か下段に変えて
相手の出方で変えれば動きは
とれやすいので」

女子「そうなんですかぁ」

魂輝「競技の薙刀ですと
石突きの部分使わないので」

薙刀は人口が少ないのもあるが
教えれる指導者ももそういない

魂輝「すり足と呼吸を隠せば
相手は攻撃の出所がわかりません

歩法と持ち替えと脱力中心ですから
そこだけしっかりとやればいいです」

翔子「タマ君。次またお願い」

魂輝「・・・はいです」

薙刀部に指導して翔子との薙刀
での勝負に時間を使われていた。

翔子「間が・・・取りにくい」

魂輝「スネ空いてます。初動作が
フェイクってパターンもあります」

翔子を魂輝は完全に押さえ込んでいた

そして日が暮れて・・・

女子「ありがとうございました」

魂輝「ありがとうございました」

結局薙刀に付き合わされていた。
バレーの練習なんてできなかった。

翔子「タマ君。ありがとうね~。
帰りどっか寄る?おごるけど」

魂輝「ありがたいですけど・・・
帰って夕ご飯作らないといけないです」

翔子「あっそう?じゃあまた今度ね。
今度ちゃんとお返しするから~」

魂輝「はい。すいませんですー。
ではお先に失礼しますですー」

魂輝はさっさと着替えてバイクを
置いてる所まで急いで向かった。

バイクを置いてる所へ行くと・・
憲吾やら道場のみんなが集まってた

みんな同じとこにバイクを置いてた

憲吾「よっ。タマ。お疲れ~」

魂輝「お疲れです」

憲吾「どうした?急いでるん?」

魂輝「ご飯作らないとです。
それでは失礼するです」

憲吾「そうか。そんでどうや?
バレーの方は?調子ええの?」

魂輝「負けてばかりですよ」

憲吾「マジか?守と司とタマが
おって負けてるんか?」

魂輝「ええ。負けてますよ。
それでは帰ります」

魂輝はそのまま帰って行った。

憲吾「負けてる割には・・・
焦ってる感じはほんとせんな」

憲吾は電話をとってかけた。

憲吾「あ~。先生?俺やけど。
桁成の言ってた通りみたいです。

ええ・・・負けてるそうですけど
焦ってる感じはしないですよ」

憲吾は先生に報告していた。

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