女子「次お願いします」
魂輝「あのー。僕・・・
バレーをしたいんですが。
・・はい。わかりました」
次々と順に薙刀をしていた。
魂輝「基本は中段ですよ。
そこから八相か下段に変えて
相手の出方で変えれば動きは
とれやすいので」
女子「そうなんですかぁ」
魂輝「競技の薙刀ですと
石突きの部分使わないので」
薙刀は人口が少ないのもあるが
教えれる指導者ももそういない
魂輝「すり足と呼吸を隠せば
相手は攻撃の出所がわかりません
歩法と持ち替えと脱力中心ですから
そこだけしっかりとやればいいです」
翔子「タマ君。次またお願い」
魂輝「・・・はいです」
薙刀部に指導して翔子との薙刀
での勝負に時間を使われていた。
翔子「間が・・・取りにくい」
魂輝「スネ空いてます。初動作が
フェイクってパターンもあります」
翔子を魂輝は完全に押さえ込んでいた
そして日が暮れて・・・
女子「ありがとうございました」
魂輝「ありがとうございました」
結局薙刀に付き合わされていた。
バレーの練習なんてできなかった。
翔子「タマ君。ありがとうね~。
帰りどっか寄る?おごるけど」
魂輝「ありがたいですけど・・・
帰って夕ご飯作らないといけないです」
翔子「あっそう?じゃあまた今度ね。
今度ちゃんとお返しするから~」
魂輝「はい。すいませんですー。
ではお先に失礼しますですー」
魂輝はさっさと着替えてバイクを
置いてる所まで急いで向かった。
バイクを置いてる所へ行くと・・
憲吾やら道場のみんなが集まってた
みんな同じとこにバイクを置いてた
憲吾「よっ。タマ。お疲れ~」
魂輝「お疲れです」
憲吾「どうした?急いでるん?」
魂輝「ご飯作らないとです。
それでは失礼するです」
憲吾「そうか。そんでどうや?
バレーの方は?調子ええの?」
魂輝「負けてばかりですよ」
憲吾「マジか?守と司とタマが
おって負けてるんか?」
魂輝「ええ。負けてますよ。
それでは帰ります」
魂輝はそのまま帰って行った。
憲吾「負けてる割には・・・
焦ってる感じはほんとせんな」
憲吾は電話をとってかけた。
憲吾「あ~。先生?俺やけど。
桁成の言ってた通りみたいです。
ええ・・・負けてるそうですけど
焦ってる感じはしないですよ」
憲吾は先生に報告していた。
0 件のコメント:
コメントを投稿