第1412話 質問

2025年5月28日

第48部-強制的バレー 大会前編-

t f B! P L
桁成「どんな感じや?
今のとこのバレー」

魂輝「勝ててないです。
接戦にもつれこんで負けます」

桁成「接戦で?勝てへんの?」

魂輝「ええ。弱いですからね。
強くなろうとはしてますけど」

魂輝は普通に話をしていた。
弱いけど特に焦っていなかった

桁成「そうかぁ~。まぁ・・・
わかった。試合まで残り1週間
やけど・・・大丈夫か?」

魂輝「どうなんでしょう。
ただそれよりも問題なのが・・」

桁成「なんかあんのか?」

魂輝「守と司。文化祭なんです。
市民大会の当日」

桁成「えっ?あかんやんけ。
それは大丈夫なんか?」

魂輝「抜け出すそうですけど。
そこが一番心配なんですよ」

桁成「は~。それは焦るよなぁ
先生はそれ知ってんのかな?」

魂輝「先生に話したみたいです
それで抜け出し方を教えて
もらったみたいですけど」

桁成「じゃあ・・・大丈夫かな
まぁわかった。当日よろしくな」

魂輝「ええ。わかりました。
桁成も剣道で勝って下さい」

桁成「おう。ありがとう~」

桁成はそうして戻っていった。
魂輝も教室へ戻っていった。

そしてその日の放課後・・・

魂輝は体育館にいた。
薙刀の防具をつけて・・・

翔子「ふー・・・」

魂輝「どうしました?」

女子「強い・・・」

魂輝が翔子を圧倒していた。
薙刀部は翔子の勝負を見てた

魂輝は中段で構えている。
翔子は攻撃により中段から八相
中段から下段へと切り替えるが

翔子「全部反応されてる・・・
タマ君の動きが小さいからか」

スッ・・・パアアン・・・

魂輝が小手をスッと打った。
試合じゃないので発声はしないが。

翔子「あかん。やられた」

翔子が防具をとった。

魂輝「もういいですか?」

翔子「うん。ありがとう。
さすがに強いねー」

翔子が休憩に入る時・・・
薙刀部が魂輝に向かってくる。

女子「お願いしますっ」

魂輝「えっ?はい」

優しい魂輝は断れなかった。
指導付きで試合をしていた。

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