桁成「どんな感じや?
今のとこのバレー」
魂輝「勝ててないです。
接戦にもつれこんで負けます」
桁成「接戦で?勝てへんの?」
魂輝「ええ。弱いですからね。
強くなろうとはしてますけど」
魂輝は普通に話をしていた。
弱いけど特に焦っていなかった
桁成「そうかぁ~。まぁ・・・
わかった。試合まで残り1週間
やけど・・・大丈夫か?」
魂輝「どうなんでしょう。
ただそれよりも問題なのが・・」
桁成「なんかあんのか?」
魂輝「守と司。文化祭なんです。
市民大会の当日」
桁成「えっ?あかんやんけ。
それは大丈夫なんか?」
魂輝「抜け出すそうですけど。
そこが一番心配なんですよ」
桁成「は~。それは焦るよなぁ
先生はそれ知ってんのかな?」
魂輝「先生に話したみたいです
それで抜け出し方を教えて
もらったみたいですけど」
桁成「じゃあ・・・大丈夫かな
まぁわかった。当日よろしくな」
魂輝「ええ。わかりました。
桁成も剣道で勝って下さい」
桁成「おう。ありがとう~」
桁成はそうして戻っていった。
魂輝も教室へ戻っていった。
そしてその日の放課後・・・
魂輝は体育館にいた。
薙刀の防具をつけて・・・
翔子「ふー・・・」
魂輝「どうしました?」
女子「強い・・・」
魂輝が翔子を圧倒していた。
薙刀部は翔子の勝負を見てた
魂輝は中段で構えている。
翔子は攻撃により中段から八相
中段から下段へと切り替えるが
翔子「全部反応されてる・・・
タマ君の動きが小さいからか」
スッ・・・パアアン・・・
魂輝が小手をスッと打った。
試合じゃないので発声はしないが。
翔子「あかん。やられた」
翔子が防具をとった。
魂輝「もういいですか?」
翔子「うん。ありがとう。
さすがに強いねー」
翔子が休憩に入る時・・・
薙刀部が魂輝に向かってくる。
女子「お願いしますっ」
魂輝「えっ?はい」
優しい魂輝は断れなかった。
指導付きで試合をしていた。
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