第1418話 駐車場

2025年6月5日

第48部-強制的バレー 大会前編-

t f B! P L
先生「全員ちゃんと来てるな」

全員の点呼を取り最後に先生から
みんなに今日の注意事項を伝える。

先生「今日は文化祭やけどみんな
今日まで色々とお疲れ様。

ステージに出る者もおるやろうけど
みんな各自で楽しんで下さい。

一応4時までとなってるから
4時になったらまた教室に集合な」

全員「はーい」

先生「それじゃあ。また後で」

先生は職員室へ戻っていった。

司「さてと・・・」

守「いくか・・・」

僕達は荷物を取って移動する。

女子「ねーねー。沢田君。
どっか見に行くんやったら
一緒に回らへん?」

守「あぁ。悪い。今日はちょっと
体調悪いから保健室で休みたい。
ほんとごめんね」

女子「え~。あっ。ちょっと」

謝りながら逃げるように去る。
僕もさっさと急いで移動した。

2人でトイレへ行きトイレブースへ。
トイレブースの中で急いで着替える。

司「そろそろ一般開放始まるよ。
もう始まってるかもしれんけど」

守「始まってるやろ。急げ」

ジャージに着替えニット帽を深めに
被りマスクとサングラスをかける。

そして左目の下にばんそうこうを貼る

司「これでよしっと」

守「ちょっと怪しいけどな。
まぁ怪しまれてるうちに出れるやろ」

外がうるさくなってきていた。
一般人も構内入ってきていた。

僕らも出て下を向きながら
お客様用駐車場の所へ向かった。

お客様用駐車場は校門近くにあるので
どうしても校門までは行く必要がある

階段を下りて靴を履き周りからジロジロ
と変な目で見られながら校門へ向かった

校門の前ではラグビー部が花園予選の
3回戦があったので校門前に集まってた

最初はラグビー部に紛れて出ようと
思っていたが止められる可能性が高い。

なのでラグビー部が集まってる横を
さっさと通り過ぎ駐車場へ着いた。

お客様用駐車場の所では・・・

父「よう。早かったやんけ。
さっさと乗れ」

父さんが迎えに来てくれていた。
車に乗り込んで・・・外へ出た。

司「あ~。焦ったぁ」

守「めっちゃ見られてたな」

父「はっはっは。お前ら目立つ
からちゃうんか?」

司「おとなしくしてるんやけど」

守「目をつけられてるんです」

父さんにそのままバイク置き場
まで連れていってもらった。

父「会場まで連れてったったのに」

司「でも終わったら戻ってこないと
いけないからさー」

父「それもそうやな。まぁやってこい
俺が手伝うのはこれぐらいだけや」

守「ありがとうございました」

父さんは手を振って会社へ行った。
僕らの為に動いてくれていた。

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