それからは練習に戻って
守君達と合流して練習へ。
ひとまずこれから勝つ事だけ
を考えることに話し合った。
まずはポジションの決定。
今までのポジションでは・・
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○ ○ ○
桐谷 増山 多田
○ ○ ○
守 木塚 司・魂輝
セッターは増山さん。
ライトAは多田さん。
レフトAは桐谷さん。
レシーバーは木塚さん。
そして僕らがレシーバー。
これが基本のポジションだった。
多田「変更するの?」
司「このポジション割りは
メインで使っていきましょう。
ただ・・・少し変更して」
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○ ○ ○
守 増山 多田
○ ○ ○
司 魂輝 桐谷・木塚
(前時は桐谷さん。後時は木塚さん)
司「これで2軸組める」
増山「2軸?」
守「なるほどな。ローテで
攻撃陣変更していけるから
そういう形がええかもな」
増山「どういうこと?」
ーーーーーーーーー
○ ○ ○
多田 司 守
○ ○ ○
魂輝
司「こういう攻撃パターンの
土台が組めるってことです」
多田「それは意味があるの?
普通はセッターとか固定やけど」
司「セッターが固定してなければ
相手チームは誰がトスを上げるか
もわからなくなります。ほんの
一瞬だけでも反応遅らせれます」
守「前に司が来たらブロックも
できるから楽に3人で飛べる。
ポジ変更の無駄な時間もいらん。
まともなバレーはママさん達で
積み重ねてきたローテーションに
なった時にやれば相手は惑う」
ママさん達の頑張ってきたバレー
はバレーで使えるので使う。
まともなバレーと汚いバレーの
組み合わせで戦うことが最も勝率が
高いと判断したからだ。
これはあくまでも基本。
後は状況判断によって変わる。
状況判断については経験で学ぶ。
もしくは相手の判断を見て成功
パターンを見て知って学ぶ。
その状況判断の経験を積む為に
これからの練習試合に当たっていく
練習自体は特別なことはやらない。
精度を上げる為に同じ練習を繰り返す
ただの基礎練習の繰り返し。
それから数日が過ぎていき・・・
そして僕達は別の事で悩む事になる。
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