第1701話 レポート

2026年9月16日

第60部-果てのない道-

t f B! P L
その日は家に帰ってすぐに寝た。
翌日も同じように6時に行く。

守「おはようございまーす。
昨日と同じようにしておきます」

昨日と同じように掃除をして
余った時間は病棟を廻っていた。

午前のみ受付で患者を案内する。
昼からはリハビリの部署で患者を
案内していた。

?「君。すごいね。もう部署の位置を
覚えたの?」

守「配置図ずっと見てましたので。
ただの予習です」

?「へー。すごいね。予習する子
なんてろくにいないのに。でも
予習したぐらいでそんなすぐに
覚えられる?広すぎるのに」

守「主なところに絞ってますよ。
全体覚えるのはもうちょっと時間
かかってしまいますので。効率です」

2日同じ部署にいて違う部署で
受付や案内と荷物運びをずっと
やっていた。医者の実習はない。

同級生達は医者について廻って
おり雑用する守を見ていた。

?「あいつまだ案内とかしてるぜ。
昨日も荷物運んできたよ。運送業者か。
って思ったぜ。医者からは脱落だな」

?「留学生は扱いが違うもんだからな」

同年代の医学生達は6時で終わって
帰るが守は午後10時まで働いて
廻りに比べ終わるのが遅かった。

そういった生活が1か月過ぎた頃
患者の様子が変わりだしていた。

患者「今日はあの日本人の子は
いないの?研修できてる子」

受付「彼は違う部署に行ってます。
なにかご用ですか?」

患者「これ渡しておいてくれる?
こんなおばあちゃんの話を聞いてくれた
お礼。日本人はお礼をするからって」

色々な部署の受付で守が今日は
いるのかの問い合わせが増えていた。

問い合わせが丁寧で足が悪いなどの
状態によって手助けをしてくれていた。

いっかいではなく何度も・・・
感謝のお礼をしたいということだった。

それは各部署の各医師にも伝わっていき
研修医学生達の耳にも入ってきていた。

医師「へー。そんな研修医いるのか。
みんな。知ってるのか?その日本人」

生徒「確か各部署業務で日本人が
いました。シャリテの2年だったかと」

医師「シャリテの2年。まだ2年か。
わかった。後でその子に会いに行くか」

生徒「各部署業務研修ですよ?医者には
向いてないんじゃないですか?」

医師「そうなのか?でも患者が会いに
来る研修医なんていないぞ?各部署
業務は激務だから激務に1か月きてるのは
相当体力とストレス耐性強くないと
できない。医者にはそういった必要な部分
を持っていると思うがな。ちょうどいい。
今から会いにいってくる」

同じように医師が時間が空いたら
守を探して会いに行っていた。

生徒「どういうことなんだ?Drから
会いに行きたくなるってあったか?
今までにそんなこと・・・」

患者の心を掴むのは医者は難しい。
それが多く集まっていたのは才能であり
早めに会って味方にしようと考える。

まだ判断がつかない研修医ならなおさら。
大人の事情が判断できないうちに。

そのころ・・・守君は・・・

瀬戸「へー。そうなんか」

守「そうなんですよ。瀬戸さん。俺は
この研修のレポート全然書けてないんで
邪魔すんのやめてくれませんか?」

瀬戸「レポートなんて適当でええ。
各部署業務なんて書く事ないやろ」

守「だから困ってるんです」

瀬戸のいる部署に配置されてレポートを
書いていた。

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