2年の1学期もあっという
間にすぎ学期休みを迎えた。
1学期では人体の仕組みや
病状の理解をメインに勉強した。
学期休みから臨床医学の実習に
入っていくということだった。
そこには他の大学の医学部も
きて一緒に実習を受けることに
なっていた。
実習病院はシャリテ大学病院。
ミュンヘン大学、LMU大学等の
トップの医学部もやってくる中で
一緒にやっていく。
スケジュールが出て確認した。
専門医を廻る予定が一般的だが
守「俺は・・・各部署業務か。
うわっ。朝早いやんけぇ」
守は脱線コースだった。
各部署の業務を経験し病院全体
の成り立ちを把握、理解するための
実習で雰囲気に慣れる実習だった。
守「早く寝るか・・・」
勉強をやめて早く寝る事にした。
翌日5時に起きて準備をし電車
にのって病院へ向かった。
守「朝はえーな・・・きっつ」
病院の前には門兵がいてカードを
見せて中に入る。
病院の中は少ないが人はいた。
受付に行って挨拶をしてすぐに
更衣室に案内され着替える。
守「忙しそうやなぁ・・・」
着替えを済ませると簡単に業務
の説明があり病棟の説明を受ける。
とりあえずは9時まではロッカールーム
の掃除や人手が足りないので外来
案内をしてほしいと頼まれた。
守「汚いなぁ。ゴミだらけやんけ。
医者が不摂生ってどういうことや」
ロッカールームは汚い。
忙しいのか散らかってばかりだった。
守「言ってもしょうがないか。
さて・・・やるかな」
守はすぐに掃除にとりかかっていた。
昔のバイト経験が活きて早い時間で
ロッカールームを綺麗にした。
時間が余ったので9時までゆっくり
したり病棟見て回ってもいいと
言われ病棟を色々見まわっていた。
守「この辺りが入院患者か。受付が
こっちで・・・なるほど」
各部署業務を行うため予習をしていた。
病院の中は広く周れるところは周った。
9時前になり受付へ戻る。
受付へ戻り案内のやり方を聞いていた。
その時間で他の医学生が研修で
やってきて挨拶をして奥へ進んでいった。
?「あの子達は臨床実習医学生だから
あまり気にしなくていいわよ」
守「へー。すごいですね」
医療チームで研修医、指導医とともに
診療、治療をサポートし臨床医学を見に
つけていく連中だった。
守にはまだ関係がなかった。
9時になり病院内は人が多くやってくる。
守はうまくこなしながら案内をしていた。
午前はずっと案内をしていた。
昼になり少し休憩をしていると館内放送
がなり実習学生は全員食堂に呼ばれた。
守「いってきます。すみません離れます」
守は食堂へ行くとそこには多くの実習生が
集まっていて医学生の交流を兼ねて食堂
でご飯を食べることになっていた。
ミュンヘン大学やLMU大学の5~6年生
で医療実習生の人達や3~4年生で
解剖実習や見学型臨床実習で来ている
人達ばかりだった。2年は少なかった。
ミュンヘン大学の2年は手術見学などで
医者についている者もいた。
守「えっと。沢田 守です。日本人です。
シャリテ大学の2年です。各部署業務の
実習で来ています。宜しくお願いします」
挨拶も終わり全員で食事をする。
2年同士で話をすることもあったが守は
蚊帳の外だった。
各部署業務は医者の仕事ではない。
手術見学もさせてもらえない者は医者
としての見込みが無いと思われていた。
昼休みも終わり各病棟へ帰っていく。
守は戻って引き続き患者の案内をして
荷物を頼まれたら持っていったりしていた。
時間は夜6時になり業務終了時間と
なったが雑用係が必要で荷物を持って
いったりと残業していた。
他の医学生達は帰っていっていた。
守が終わったのは夜9時だった。
翌日も朝6時からなのでさすがに
帰された。
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