第1702話 病院長

2026年9月19日

第60部-果てのない道-

t f B! P L
ロウ「守。ここは病院ですから騒ぐのは
ダメですよ」

守「すみません。瀬戸さんが俺の邪魔
ばっかしてくるから」

ロウ「教授もダメですよ。いくら知り合い
だからと言っても」

瀬戸「悪い悪い。ロウ。また守に色々と
臨床医学教えてやっといてくれ」

守「お願いしますっ」

ロウはミュンヘン大学を卒業して実務を
経て医師免許を1回でクリアした優秀
な人で研修医として働いていた。

ロウは守に簡単にわかりやすく臨床医学
のイメージを教えてくれていた。

ロウ「・・・なので5年生ぐらいからは
一気にきつくなるので早めに取りかかって
いかないと最短での合格は難しくなる」

守「なるほど・・・」

ロウ「俺の使っていた教材はあげるから
早めに目を通していけばいいよ。そこに
置いてあるからもっていっていいから」

守「ありがとうございます」

ロウ「君は素直だなぁ。日本のお礼
だっけ。シャリテ大学じゃなくてミュン
ヘン大学来たらよかったのに」

守「無理無理。今でもギリギリライン
でやっていってるぐらいなので」

瀬戸さんの部署の忙しさは半端では
ない。その中でも色々な人が守に
色々と教えてくれていた。

実施研修も最終日が近づくに
つれ守は業務に慣れてきていた。

色々な部署を回って雑用をして
場所や人となりもわかってきていた。

色々な医師も時間をとって守と
話をしたりしていた。

最終日の昼はまた食堂に呼ばれて
研修中の人達と最後に一緒に
時間を過ごすことになっていた。

守は黙って1人でご飯を食べていたが
守に話しかけてくる5~6年生が
数人いた。

医師が守に興味をもったことで
守の存在が気になりだしていた。

守は簡単に話をして合わせていた。
相手がエリートなので話は合わないと
知っていたから。

昼休みが終わり受付へ戻ると
受付の人から病院長室から呼ばれて
いるので今すぐ迎えと焦って指示があった。

守「・・・どこ?わからん」

守は病院長室はさすがにわからず
聞くが受付の人も知らないということで
誰かに聞けと言う事だった。

守「どこかわからんって・・・無茶苦茶や。
そもそも病院長室に行くってスケジュール
あったっけ?見落としてたわ」

研修医全員が呼ばれていると思った。
早く行かないと遅刻すると思われる。

色々な人に聞いていきなんとか場所が
わかって迷いながら向かって辿り着いた。

ノックをして中に入る。

守「すみません。失礼します」

中に入ると12人の医師が長い机に
座っていた。そこには瀬戸さんもいて
カールもいた。

他に研修医はいなかった。
守はどうしていいかわからずその場に
立ち尽くしていた。

?「ようこそ。沢田 守。私がシャリテ
大学病院の病院長のフライだ。そして
ここにいる医師が教授と准教授達で
もうすでに全員と会っていることだろう」

守「全員?はい・・・」

フライ「そこの席に座りなさい。少し
話がしたくて急に呼んで申し訳ない」

守「いえ・・・」

守はさすがに萎縮していた。
なぜ呼ばれたのかもわからないから。

とりあえず空いている席に座った。

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