第1684話 卒業式

2026年8月9日

第59部-夢の後-

t f B! P L
司「行ってきまーす。」

母「気をつけてねー。
後で父さんと見にいくから」

司「来なくてええけどなぁ。
恥ずいわ。なんか」

母「行くっての。じゃあね」

理子を迎えにいって一緒に
電車に乗って学校へ行った。

学校は卒業式で3年と
2年が集まって準備していた。

守君はまだ来ていなかった。

司「ちゃんと来いよ。最後だから」

ちゃんと来るのを祈っていた。

ギリギリの時間になってタクシーが
校門前に止まり守君と由紀さん
が降りてきた。

由紀「ほら。ちゃんと行け」

守「はいはい。動きにくいから
しょうがないやんけ」

由紀「卒業式前に喧嘩なんか
するからやろうが。アホ」

守「俺は売られた側なの。
やりたくなかったっての」

由紀「後からどうこう言うな。
やられることなかったやんけ。
ほら。最後ぐらいビッとしてこい」

守「はいはい。わかりましたぁ」

由紀さんに怒られながら来た。
ギリギリで教室に入ってきた。

守「ん?どうした?」

司「なんでもない。普通に
学校これてよかった」

守「確かにな・・・死にかけてた」

先生が教室にやってきた。
先生から最後の挨拶を受けて
廊下に並び体育館へ入って
粛々と卒業式が始まった。

卒業式には母さんと父さん。
清人さんと由紀さんと魂輝君
が来ていた。

母さんと由紀さんは始まる前
からもう泣いていた。

卒業証書授与の順番になり
守君の番になって名前が呼ばれた。

守「はいっ」

守君は歩きにくそうに壇上に登り
しっかりと授与を受け階段を下りた。

由紀さんは涙を流していた。

僕の番になり同じように卒業証書
を受け取って階段を下りた。

母さんもずっと泣いていた。

由紀「やっと・・・安心できた」

母「うん・・・どうなるかって思った」

卒業証書を受け取り生徒会長が
答辞を読み泣く生徒も増えていた。

思えば色々あった・・・
1年生から生意気だったと思う。
調子に乗っていたとも思う。

喧嘩なんてしたくなかったし・・・
でも喧嘩をよくしていた・・・

バイトをしたり色々大変だった。
時間がとにかく足りなかった。

短いようで早かった3年間。
もう少し高校生してもよかった。

そのまま卒業式は予定通り終わり
教室へ戻って親達も教室へきた。

皆の親が今日の卒業を見に来てた。

先生が最後に話をして僕達に
卒業おめでとうと言ってくれた。

守「先生。3年間ありがとう」

司「ありがとう。先生。お疲れ」

僕達が先に感謝を伝えた。
他の皆も先生にありがとうを
伝えた。

そして時間となり教室内で解散をした。

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