第1683話 外の景色

2026年8月6日

第59部-夢の後-

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しばらく外の景色を眺めてた。
守君が口を開く。

守「なぁ・・・俺が寝てる間に
司が俺のことはもう大丈夫って
言ってたって聞いたんやけど・・・
なんでそんなこと言えたんや?」

司「あー。そうやんね。不謹慎
やったかな。怒ってんの?」

守「いや・・・ちょっと不思議な
ことあって・・・もしかして司も
なんかそういうのがあったんかと
思っただけで聞いてる」

司「あー。きしょい話なるけど。
昨日の8時半ぐらいかな。
限界で眠くなって仮眠した時に
夢を見て。僕らと同い年の
ロバートと夢の中で会って」

守「・・・ロバート?マジか?
やっぱ司も・・・」

守君は過剰に反応していた。

司「うん。そこで色々話をして
守はもう大丈夫だって。守君が
強くてボコボコにされたとか
そんなこと言ってたかなー。
よくわからんけどね」

守「・・・マジか?」

守君は黙って聞いていた。

司「きもいやんね。そんで起きて
安心させたくてすぐに言わないと
あかんって思って手術室前行って
由紀さん達にもう大丈夫って・・・
言ってしまった。由紀さん達は
ありがとうって言ってくれたけど
不謹慎やったかもしれん・・・
よう考えたらあかんかった。ごめん」

守「いや・・・俺もロバートに会った。
川の向こうでダディ達が手を振って
俺を招いてた。それをロバートに
阻止されててむかついて本気で
殴ってた。今司が言った通り
ロバートをボコボコにした。何度も
阻止されて今さら親づらすんなって
言ってダディ達の方へ行こうとした。
でも・・・最後は止められて
首絞められて・・・気がついたら
病院で起きてたんや」

司「えっ・・・?マジで?」

守「あぁ・・・」

少し沈黙が流れた」

司「それって・・・三途の川?」

守「たぶんやけど・・・渡ってたら
俺死んでたんかもしれん・・・」

司「怖っ・・・色々怖いわ。
助けてくれたんやろうか?」

守「たぶん・・・な。俺は三途の川
渡ろうとしてたんだと思う・・」

司「また出てくるんじゃない?
その時聞いてみたい話やね」

守「そうやろ。もっかい会いたいけど
もう会わないって・・・」

司「あっ・・・僕もそう言われた」

2度目の沈黙が流れた後・・・

2人「・・・怖ぇな」

2人だけの秘密の話・・・
墓場まで持っていく話・・・

司「墓参り・・・行こうか。
2人で」

守「・・・そうやな。そういえば
2人で行ったことなかったな」

司「お礼もしておこう。なんか
助けてくれたかもしれへんし」

守「そやな・・・」

卒業前にこんなことをして
僕達は今まで勝手にやってきた
ツケが出たんだと思ったから
この状況を受け入れていた。

そうして時間は過ぎていき・・・
僕達は翌日の卒業式を迎えた。

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