?「だから行かせへんって」
そいつはまた後ろから抱きつき
前へ守を倒した。
守「離せっ」
守は足でそいつを蹴ったが
そいつは足を掴んで離さない
?「戻れなくなる。やめろ。
あっちへは行くな」
守「ふざけんなぁあああ」
守の中では怒りが沸く。
何もしてこなくて母親を悲しませ
ているロバートがダディの方へ
行かせないようにしているのが
どうしても許せなかった。
守はダディを悲しませたくなかった。
自分は沢田清人の息子だと。
ドクターロバートの息子じゃないと。
そいつがひきずって川の入口まで
戻ってきた。そしてまた対峙した。
守「なんやねん・・・。お前・・・。
お前には関係ないやろ。俺が
ダディの元へいって何が悪いねん。
俺の父親は沢田 清人。
ロバート。あんたやないねん」
ロバート「・・・」
守は涙が出ながら訴えていた。
そいつは悲し気な顔をして一言
こういっていた・・・
ロバート「ごめん・・・」
守「ダディは苦労して俺や弟を
ここまで育ててやってくれてきた。
マミィも頑張って育ててくれた。
でもお前はなんや?全員に迷惑
かけてきてなんもしてへんやんけ。
それが?ダディの元に行くなって?
俺がダディを選ばんでロバートを
選ぶって思ってんのか?」
ロバート「・・・」
守「だんまりかいや・・・。わかった
ならええ。わかったやろ。俺はあっちに行く」
?「行かせない。あっちへは」
守はさらに怒りが沸く。切れた。
守「聞いてへんかったんかいや」
?「聞いてた。だから余計にな。
わかった・・・行きたいんやったら
俺を倒してからいけ・・・」
守は上を向き一旦落ち着いた。
守「そうするわ。それしか・・・
なさそうやしなぁ。お前馬鹿すぎる。
久しぶりや。こんなむかついてんの」
守が本気で倒す気になった。
ロバートは左翼の構えをとる。
守君も左翼の構えをとった。
守君が右ジャブを打ったと同時に
左手で相手の右腕の服を掴み
手前に引き肘を蹴り上げる。
ドっ・・・ガっ・・・
守君の蹴りは相手の肘にあたるが
相手は同時に蹴る時の体制の時に
左わき腹へ左ストレートを打ち抜いてた
守「ぐっ・・・右腕捨てて・・・あいうち狙いか」
ロバート「しまった・・・大丈夫か?」
痛がる守を見て相手の動きが止まる。
守「油断すんなぁぁ」
守君が反撃に出て攻勢に出る。
相手は左手で攻撃を捌ききれない。
守君の攻撃が当たり廻し蹴りへ
繋げて吹き飛ばす。
ロバート「がっ・・・はっ・・・」
守「油断なんてすんなよ。戦ってる
最中に。なめてんのか。お前」
相手はゆっくり立ち上がってくる。
ロバート「強いなぁ・・・。異常やわ。
魔人よりも強いんちゃうかな?」
守「ダディには勝てねーわ」
ロバート「今は知らないけど・・・同じ年の
時の魔人と比べてってこと・・・
そこまでの強さは持ってなかった」
守「何が言いたい?」
?「頑張ってきたんやなぁ。守」
守「・・・」
名前を呼ばれた。その一言で守君の中で
何かがはじけてしまった。
強気を保ってきていた何かが
一瞬ではじけてしまった。
0 件のコメント:
コメントを投稿