第1666話 座って煙草

2026年6月28日

第58部-喧嘩上等-

t f B! P L
フウマ「ふぅ。疲れた。
ヒロキは・・・まだか。ニキニキは
やられて・・・え?シロウとユウゴ
以外やられてんの?・・・
すげぇな・・・あの子」

フウマも周り を確認していた。
座って煙草を吸い出した。

一服していた後・・・
アトロが立ちだした。

フウマ「おい。無理すんなよ。
顎先打ち抜いたから頭ぐらぐら
するはずや。座っておけ。もう
終わりや」

アトロ「・・・」

アトロはよくわかっていない。
無意識のようだった。

フウマ「おいおい。わかって
へんのか?やられたこと。
しょうがねえなぁ」

フウマは煙草を捨て構えた。
少し殴れば倒れそうだった。

フウマ「しょうがねぇなぁ」

最悪に備えて油断はしない。
フウマが横に廻り腹を蹴る。

アトロは掌底で膝に手を当てた
フウマは少し痛がる。

フウマ「いつっ・・なに?なんだ?」

アトロはフウマのいると思われる
方向へ躊躇なく飛びこむ。

フウマの後頭部を掴んだ。

フウマ「後ろ?なら・・・」

フウマは掴まれたと同時に
頭突きをアトロにぶつける。

避けるよりぶつけて怯ませて
しまう方が早かったから。

が・・・アトロも頭をぶつけに
頭突きで先に動いていた。

頭がフウマの目に当たっていた。

フウマ「ぐわっ・・・やべぇ・・・
こいつ・・・偶然か?狙ったか?」

フウマの距離感が狂う。
離れられるとわからなくなるので
フウマは先にアトロの脇腹へ
パンチを打ったが空を切る。

フウマ「いない?ぐっ・・・がっ・・・
なんだ・・・急に・・・動きが違う」

アトロはバックステップで後ろへ
下がりすぐにステップで元の位置へ
戻ってフウマのみぞおちを殴る。

ドスッ・・・

フウマは歯を食いしばり後ろへ
下がることはなく怯むこともなく
アトロの次の行動に備えた。

フウマ「左右・・・どっちかか」

フウマは攻撃に備え左右の
体に力を入れていた。

ガシッ・・・バッ・・・ドシャアッ

アトロは殴った後すぐに後ろへ廻り
腰を掴みフウマを持ち上げ
バックドロップで投げた。

フウマ「待て待て。死ぬ死ぬ」

アトロ「・・・」

ドシャアアッ・・・

フウマは頭から落とされ
大きなダメージを負った。

すぐに動けず立ち上がれない。

フウマ「やべぇ・・・いまの・・・
肩・・・やられたか。めちゃくちゃ痛ぇ
・・・ぐっ・・・」

アトロはすぐに立ってフウマの
顔をサッカーボールキックで蹴る。

フウマ「・・・マジか。ぐっ」

パアアン・・・

フウマはなんとかガードをする。
回転して起き上がったところへ
アトロはもう詰めて体当たりを
してよろめかせる。

フウマ「さっきから攻撃のつなぎが
早すぎる。さっきまでと全然違う」

フウマは勢いがころせずに
後ろへあとずさりなんとか
踏ん張り体制を整えた。

アトロはまだ追いかけてくる
フウマへ右ストレートで殴り
かかってきていた。

フウマ「調子乗んなよ」

フウマがアトロの動きに合わせて
カウンターで当てようとする。

しかしアトロのパンチは途中で止まり
フウマのパンチが伸び切った後に
腕横の服を掴み引っ張って脇腹に
肘を下から打ち上げて当てていた。

フウマ「肘狙い?・・・これはやべぇ。
なんだこれ。俺が・・・もしかして
こいつに押されてるのか?俺が・・・
こいつにびびってんのか?」

フウマは後手にしか回れない。
回避しようとしても回避しきれて
いなかった。

距離をとっても離れない。
近づいてもアトロは引ききらない。

フウマの間合いにはならなかった。
フウマにとって嫌な間合いにされてた

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