第1584話 他の選手の気持ち

2026年1月23日

第54部-サーペント大会-

t f B! P L
増田「サーペントっていうのは
道場の宣伝とサポート支援を
している。その中で最も強い選手
を出してもらって最強はなんなのか
を観客に見てもらっている。
君はそれを崩してきた。その中で
武田は負けられない戦いで負けた。
負けても出れるなんて思っているなら
道場も最初から出さない。
敗者に情けは必要ない。辞退するなら
弟を優勝させるが興行としては失敗。
観客はサーペント自体にブーイングを
起こすだろう。全員必死だったから」

守「・・・わかりました」

守は甘い大会だと思っていた。
武田がなぜこの大会にかけていたか
他の選手の気持ちもわかった。

魂輝「ひとつ気になります。
それならなぜ喧嘩枠があったのですか?
道場の宣伝には関係なくないですか」

増田「するどいね。魂ボーイ。確かに
そこはおかしい部分。この枠は特別でね。
運営陣からアドバイスがあってねぇ。
喧嘩自慢で強すぎるのもいるってことで
毎年有名そうなの調べて声をかけている。
結果大盛り上がり。喧嘩自慢を倒したり
選手を倒したりで盛り上がるからだね。
予選や面接していくとどこかで負けるから
特別枠で出場させてる」

魂輝「なるほどです。おもしろいですね」

増田「とにかく。君達2人には決勝を
やってもらうが格闘技ルールだとなにも
おもしろくないので運営陣で別ルールを
考えて興行をおもしろくさせるから。
ルールは当日に発表する。OK?」

2人は黙って頷いた。

増田「じゃあ今日は終了。お疲れさん」

解散して増田プロデューサーは高2の
試合会場へ向かって行った。

守「あの人。プロやな」

魂輝「ええ。いいプロモーターですよ。
興行成功させれる人ですね」

2人が帰ろうとした時に・・・
武田がよってきた。

武田「沢田・・・ちょっといいか?」

守「あん?」

武田「お前。あん時と全然違うかったな。
今回のがお前の本気か?」

守「ある程度な。鍛錬は積んできた」

武田「そうか・・・どうやったらお前みたいに
強くなれる?その強さはどうすれば?」

守「物心つく前から基礎鍛錬ばっかやって
人の壊し方や軍隊のやり方からなにから
やらされてたらこうなる。こっちの方もな」

守君は魂輝君を指さしていた。

武田「無茶苦茶やな。そんなん日本じゃ
無理やろ」

守「俺らアメリカ育ちやから」

武田「そうなんか?帰国子女ってやつか」

守「そうそう」

武田「そうか・・・納得いったわ・・・
初めて勝てないって思ってしまった・・・
決勝・・・頑張れよ」

守「・・・あぁ」

武田と守君は握手した。
守君は辞退し武田に譲ろうとしていた
気持ちを恥じていた。

魂輝「待つです」

武田「・・・ん?」

魂輝「武田と言いましたか。
僕と今ここでやりませんか?」

守「おい・・・タマ」

武田「俺は負けたんや・・・それに
来週決勝やろ?今はやめとけ」

魂輝「僕に勝てば決勝譲ります。
それならいいでしょう?
守が戦いたかった相手が武田と
聞いて気になっていたんです」

武田「決勝譲る?そんなん無理やろ」

魂輝「奪い取ればいいんです。そんな
綺麗ごと言ってたら何も得られませんよ」

守「タマ・・・やめとけ・・・こいつらは
選手でそういう考えできへんって」

?「いいぞ。勝てば決勝交代や」

後ろから声がして全員が振り向いた。

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