第1575話 去年の優勝者

2026年1月12日

第54部-サーペント大会-

t f B! P L
面接官「わかりました。最後に1つ。
なぜサーペントに出たいのですか?」

守「武田をしばきたいからです」

面接官「武田?去年の優勝者を?」

守「えぇ。つい最近あいつに喧嘩を
売られまして気持ちがのらないまま
やってたら体力不足で負けまして。
今度はこっちから喧嘩を売ったら
試合があるからやめてくれと」

面接官「なるほどー。武田が喧嘩を
売ったって・・・増田さん。どうです?」

後ろに座ってやりとりを見ていた人が
出てきた。

増田「それが本当やったらおもろいな。
ただ空手は1人でええねんなー。
実際空手多いから客はつまらんねん。
Kー1には勝てないからな。
イベントとしては異種格闘技やないとな。
他になんかやってないの?」

話し方からするとプロデューサーみたいだった。
盛り上がらないことを意識していた。

守「いえ。太極拳。長拳。柔道。柔術。
少林寺など色々やっています」

増田「お~。いいねいいね。ん?太極拳?
太極拳って・・・もしかして武術として?」

守「はい。小さい頃から武術として」

増田「小さい頃からって・・・ずっと須磨?
垂水とかそういう所で育った?」

守「いえ。アメリカです。神戸は3年前に
やってきました」

増田「それなら関係ないか・・・。OKOK。
じゃあ太極拳となにで行こうかー?
太極拳だけじゃ強いとは言えないでしょー。
打撃系は多いから組技系とかがいいねー」

守「じゃあ・・・柔術で」

増田「柔術もいてねー。空手、柔術、キック、
レスリング、総合(MMA)はすでに代表
選手がいてね。これ以外が面白いわけ。
でもあれか。太極拳だと打撃があうのか」

意外と詳しかった。さすがプロデューサー。

守「じゃあ・・・ムエタイがいいです。
これならかぶらないのでは」

増田「いいねぇ。ムエタイ。じゃあ太極拳と
ムエタイにしておこうー」

面接官「では面接は終了です。
結果は5日後に連絡しますので。
では次の方どうぞ~」

守君の面接が終わった。
近くのマクドへ移動して休憩する。

守「あー。めんどかった。なんか・・・
あかんかった気がするねんけど」

司「アピール下手やったね。
すぐにあかんと思った。ただ・・・
増田ってプロデューサーみたいな人
が出てきたのは守君だけちゃう?
興味持ってたみたいやけどね」

守「ムエタイって言ってもたけど・・・
ムエタイはタマやねんなぁ・・・
基本ぐらいしかできへんねんけど」

司「受かれば練習やね。また結果
出たら教えてよ。あかんかったら
9月ごろに武田とやればいいから。
場のセッティングは協力するしさ」

守「そうやな。その時は頼むわ。
誰か呼ぼうぜ。遊んで帰ろう」

一旦終わったので電話をして
学校の連中が暇していたので
集まって遊んでから帰った。

守君は今日のことを魂輝君に
話をしたところ・・・

魂輝「なんですか?それ。
僕も出たいです。楽しそうです」

守「さすが戦闘狂。危ないわ。
来年応募したらいい。今年は
もう終わってるみたいやしな」

魂輝「明日オーディション会場に
行ってみてそこで交渉します。
教えてくれてありがとうです。守」

守「ほどほどにしとけよ。じゃあ
俺はもう寝るから。疲れた」

翌日・・・魂輝君はオーディション
会場に乗り込んでいった。

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