第1572話 強さを求めて

2026年1月7日

第54部-サーペント大会-

t f B! P L
武田「強さを求めてへんのか?」

守「そういうのは卒業や」

武田「そうか。それじゃあ
お前はここまでやな。終わらせる」

武田が仕掛けてきた。
コンビネーションで殴ってくる。

守君も被弾を受けつつ襟を掴む。
当て身を打ってくるがかわして頭突き
を当てるが武田はひるまず殴ってくる

バキイッ・・・

守君の顔にキレイにパンチが入った。
武田は距離を詰め一気に殴りかかる。

守君は肘を武田の胸に打ち込み
左ストレートで武田へ殴り返す。

距離を詰め大外刈りをかけたが
武田は倒れなかった。

武田「やるな。倒す気でいって
倒せないとは思ってなかった。
お前は競技者レベルや」

守「はぁ・・・あー。きっつ。
血出てるやんけ・・・さすがに
もう終わってくれへんか?」

武田「いや。俺を倒さんと終わらん。
こい。もっとやろうぜ」

武田は喧嘩を楽しんでいた。
何度も追撃をしていた。

守君は流すが体力が尽きていて
反撃まではできていなかった。

武田「これで・・・どうや」

武田が中断の後ろ廻しを撃ち
守君がガードをした時に上段へ
反対側の足で飛び蹴っていた。

守「・・・あっ」

守君の側頭部にキレイにあたり
倒れてダウンした。

守君は立ち上がってこなかった。

武田「終わりやな。」

武田は10秒ほど待って仲間の
方へ戻った。

僕は守君へ近寄り声をかけた。
少しするとすぐに気がつき安心した。

守「・・・つっ。」

司「よかった・・・」

守「あー。俺は負けたんか?」

僕は黙って頷いた。

守「そうか・・・。まぁええわ。
あいつやってること喧嘩やなくて
格闘技やったな。ならいい」

司「へー。そうなん?」

守「基礎がしっかりしてたな。
ずっと努力してきてたんわかったわ。
今の俺はなんもしてないからな」

司「確かに捌いてただけやったね」

守君はすっと立った。
武田は振り返り守君に言った。

武田「おい。沢田 守。お前は
強かった。でも俺の方が強かった。
そういうことや。じゃあな」

守「わかった。もういちいち俺に
絡んでくるのやめてくれな」

武田「おい。悔しくないんか?
なんも言いかえしてこんのか?」

守「面倒くさいねん。お前。
じゃあな」

僕と守君は帰っていった。
追いかけてくることもなかった。

守君は冷めきっていたから。

そして帰った日の夜・・・
僕に綱吉から電話があった。

司「はい。もしもし」

綱吉「おー。司。守が武田に
負けたってホンマか?」

司「うん。負けてたよ。体力不足」

綱吉「あの守がなー。負けるってのは
信じられへんかったけど」

司「綱吉恨んでたよ。守君。
勝手になんかいいやがってって」

綱吉「守にさっき電話したら怒られてん。
でもそんな怒ってなかったけどなー。
冷めてるんやろな。あいつ」

司「そっか。電話したならいいか。
あの武田ってのはなんなの?」

綱吉に武田のことを聞いた。

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