第1565話 スタッフへのお礼

2025年12月29日

第53部-瀬戸の過去-

t f B! P L
村田「さてと・・・。すみませんが
英語は話せますか?」

村田が英語で受付で話し出す。

受付「少しなら・・・どうしました?」

村田「私は瀬戸 明の日本での
友人です。今回旅行で来ました。
近くのレストランに他にも友人が
一緒に来ているのですがいつも
お世話になっているスタッフさんの
皆さんとお話がしたいと思っています。
仕事の後に予定が空いてる人は
来てくれませんか?もちろん食事は
こちらでごちそうします」

受付「はぁ・・・確認してみます」

受付がスタッフに声をかけていく。
スタッフ2人がやってきて話を聞く。

スタッフはついてきてくれる事になった
近くのレストランへ一緒に戻った。

日本人が多くいる状況にスタッフも
少し緊張してこわ張っていた。

全員が英語で挨拶をしていた。

卓「気楽にして下さい。と言っても
いきなり無理ですよね。とりあえず
好きな物頼んで食べて下さい」

スタッフ「あの・・・
これはなんなんですか?」

宮根「スタッフの皆さん。瀬戸明をいつも
支えてくれてありがとうございます。私達は
いつも瀬戸明がお世話になっている皆さんに
感謝を伝えにきました」

スタッフ「どういうことですか?瀬戸先生に
お世話になっているのは私達の方ですが」

卓「そうかもしれません。明は皆さんと違い
ドイツで1人で頑張っています。私達は
日本で何も力になってやれないんですよ。
だから今回・・・皆さんに私達から感謝と
今後も私達の代わりに明を支えてやって
ほしいと思ってるんです。それに私達は
ドイツで明が何をやっているか知らない。
ここにいる全員。医者ではないので。
明がどんな風に頑張ってるのかを色々
聞かせてほしいんです。お願いします」

スタッフ「前にも・・・
同じように日本人が
瀬戸先生の事を聞いていましたが」

卓「野田のことでしょう。
あいつから私達も皆さんの
ことを聞いて。スタッフの皆さんや
他にもお世話になっている人に
明のお礼をしようと思いました」

スタッフ「瀬戸先生って・・・
すごいなぁ。
わざわざ日本からこんな風に
してくれる人がいるなんて・・・」

スタッフに感謝をして好きな物を好きに
頼んで一緒に時間を過ごした。
色々と瀬戸の事を聞いて辛い思いをして
ここまでやってきたことも知った。

他にもできれば一緒に働いているスタッフに
声をかけてもらって来てもらうように
連絡をしてもらった。

スタッフの人もこっちの意図を組んでくれたのか
終わったスタッフに来るように連絡してくれてた。

先に帰るスタッフには日本から持ってきた
食べ物の詰め合わせをプレゼントして
感謝を述べて別れた。

これからも瀬戸 明を助けてやって下さい。と。

レストランの営業時終了まで宴会をしていた。
多くのスタッフと話をして見送った。

支払いをしてホテルへ戻り皆で話をした。

宮根「明。相当無理してきたんやな」

卓「すごいわ・・・俺にはあんなんできへん」

峰「あいつは昔から違ってたけどな。
ただ・・・それでも・・・こうはなれへんわ」

若くして准教授。病院内で媚びていない。
病気が治る見込みの薄い部署への配属。
他の部署からのヘルプには行っているのに
他の部署からヘルプに来てくれる医師は
いない状況での勤務。スタッフも力になりたくて
頑張っているが力が及ばずにいる悔しさ。
そのカバーもしている。

宮根「アメリカにいる時やったかな。魔人と
たまに会ってたみたいやけど。あいつ何かに
憑りつかれたように勉強ばっかしてたって」

卓「そうなるやろうなぁ。そうじゃないと
ストレートで医師になれへんでしょう」

峰「全員頑張ってきたんやけど・・・
あいつだけは頑張る度合いが違うな。
マジで年下とは思われへんわ」

みんな何かを考えていた。
瀬戸の培ってきた時間の重さが違うことに。

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