宮根「そうだ。明。悪いけど
両替してくんね?ユーロと円。
両替所の手数料無駄やから」
瀬戸「いいですけど。いくらぐらい?
もしかして全員?」
全員が黙って頷いた。
嫌な予感がしてきた。
瀬戸「・・・いくら?」
宮根「レートは今の為替でいい。
とりあえず10万円分ぐらい」
瀬戸「皆は?」
全員「10万円」
瀬戸「全部で80万。だいたい
10000ユーロか。そんなに持って
ないからちょっと銀行寄らせてよ」
宮根「明にプレゼントもあるから
一回家にも帰ってええぞ?」
日本からの差し入れをもらった。
いっぱい食べ物が入っていた。
瀬戸「あざっす。じゃあ行きましょうか」
銀行に行きお金を降ろして全員に
両替して渡した。一旦家によって
お土産を置いてから皆で外に行った。
俺の知っている少ない観光場所を
教えて皆で回ってはしゃいでいた。
峰「はっはっは。明~。写真とって~」
瀬戸「はいはい。わかってますよ~」
宮根「明~。こっちも~。撮ってくれ」
瀬戸「はいはい。人使い荒いなぁ」
もういい大人なのに子供みたいに
はしゃぎまわっていた。
みんなで写真をとったりして過ごしてた。
時間はあっという間に過ぎていき夕方に
なっていた。
晩御飯を皆で食べることにした。
俺が緊急で病院に呼ばれた時を考えて
病院の近くのレストランに行くことになった。
皆の泊っているホテルも近かったので
ちょうどよかった。
レストランについて皆で楽しくご飯を食べていた。
少ししてから俺の携帯が鳴った。
瀬戸「・・・わかりました。近くにいるので
今から行きます。はぁ・・・」
西島「病院か?いいよ。行ってきて」
峰「元々そういうのはわかってたから。
気にしなくていい。行ってきて」
瀬戸「すみません。今日は久しぶりに
楽しかったです。本当に・・・仕事に
行きたくないって思ってしまってる・・・」
宮根「明。ありがとう。俺らも一緒や。
でも行ってやってくれ。医者なんやから。
卓。一緒に病院ついてってやったら?」
村田「へい。ついていきやすぜい」
皆に礼をして別れる。
峰「さて。一回ホテルに戻るわ。
死神以外は荷物取りに来てくれ」
宮根「頼むわ。後は卓次第やな。
戻ってくるのはゆっくりでいいからな」
卓が一緒に
俺について病院まで話をしていた。
村田「なんか・・・懐かしいな。
俺が須磨に行って・・・今は明がドイツ。
逆になって思ったわ。辛いよなー」
瀬戸「中学の時か?そうやったなぁ。
どうしたらええかわからんかったしな」
村田「ずっとこっちで頑張るのか?
日本に戻ってくる気はあんの?」
瀬戸「無いな。卓には言っておくけど
2か月後には俺結婚する予定やねん」
村田「そうか。いい人おったんやな。」
瀬戸「びっくりせーへんのやな?
驚かれたりどんな人?って言われるかと
思ってたけど」
村田「あぁっ。まぁ。そうやな。ドイツ人と
聞いてもよくわからへんしな」
ドイツ人とは言っていないが・・・
そう思うのも当然かと思いあまり
気にしなかった。
そうこうしているうちに病院に着いた。
卓も中に入り受付から中に入っていく
俺に手を振って別れた。
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