野田「シャレた店やな~。
よく来てんのか?こういう所。
さすが医者って感じやな」
瀬戸「ほとんど来ない。
だいたいミューズリーしか食わない」
野田「なんやねん。ミューズリーって。
ドイツの美味い料理なんか?」
瀬戸「味のしない穀物や」
野田「フルグラみたいなもんか?」
瀬戸「フルグラを知らんわ」
野田「そうかー。コーンフレークみたいな
もんや。あーいうの食ってるんやなー」
瀬戸「あー。そういうのそういうの。
面倒くせぇからそれでいいわ」
野田「お土産先にやるわ。ほれ。
こっちないやろ?カロリーメイト」
瀬戸「あっ。マジで助かるわ。
ないねん。これ。輸入してほしいわ」
大量にカロリーメイトを渡した。
野田「手軽だしな。非常食にして
おけばいいぞ?昔みたいにな」
気を遣わずに野田と話をしている
のが楽だった。ご飯が食べ終わって
会計は俺が支払った。
野田「ごちそうさまでした。上手かった。
量は少なかったけど丁度ええぐらい」
瀬戸「そうか。じゃあホテルどこや?
とりあえず送ってやるわ」
野田「そんなん無いって。瀬戸の家に
泊まるって送ったやろ?宿代払うし」
瀬戸「お前。狂ってんなぁ。宿なしで
いちいち来るなよ。俺がこんかったら
終わってたやんけ」
野田「お前は来るよ。そういう奴や」
野田を連れて俺の家に連れていった。
野田「広くはないなー。あんま生活感も
ないし。ここ本当に住んでんのか?」
瀬戸「ほとんど病院で寝泊りしてる。
セカンドハウスって訳でもないからな」
野田「そうかー。本当に忙しそうやな。
医者って言っても6年かかるから日本
やったらこれからって所やもんなぁ」
瀬戸「普通ならな。先にシャワー入る。
あんま勝手にいじんなよ」
野田「はーい」
俺はシャワーを浴びて出ると野田は
昔の写真を見ていた。
野田「懐かしいよなー。この頃の。
ちゃんと持って置いてたんやな」
瀬戸「・・・まぁな。お前は?」
野田「隠しておいてる。嫁と子供が
いるから荒らされるのも困るから」
瀬戸「そうか。お前結婚早かったって
言ってたもんな。どうや?生活って」
野田「自分の時間は無くなったって
いう感じかな。自分の人生。自分が
主役で無くなったっていう感じ」
瀬戸「そういうもんなんか。」
野田「ならないとわからへんわ。
じゃあ俺もシャワー借ります」
瀬戸「タオルとか勝手に使って
いいから。俺は先に寝るぞ」
野田がシャワーに入っている間に
俺はすぐに寝ていた。
野田「マジで寝てるな・・・
俺も寝させてもらおう」
野田は野田で疲れていたみたいだ。
俺が起きた時は朝7時だった。
野田も起きてきた。
野田「おはよう。ん~。朝やな。
ちょっと外行ってくるけど・・・瀬戸は?」
瀬戸「外・・・何しに行くんや?
野田「太極拳。まだやってんのか?」
瀬戸「毎日やってるわ。体調確認メインで」
野田「そうか。じゃあ行こうや」
ちょっと運動しに外に出て行った。
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