第1554話 野田から

2025年12月12日

第53部-瀬戸の過去-

t f B! P L
そういった感じで働き続け
26才になっていた。

ミッシェルとはたまに会って
俺が医者である事を知って驚いていた。

ミッシェルは俺の勤め先を探していたが
病院内までは力が及んでいなかった。

狭い家の中に来たりして驚かれたしたが
それで俺を嫌いになるような事はなかった。

知らない間に話が結婚する方向に
なっていっていた。

仕事が終わり家に帰りメールを見ると・・

瀬戸「・・・面倒やな。これ」

野田から何通もメールが来ていた。
ドイツに遊びにいくので予定を開けろと。

と言っても俺の予定はそうはない。
連休なんてまずとれない。

丁重にそういって断りのメールを
送ったがこいつは無駄にしつこい。

いいから空いてる日を教えろよ。
空いてなくても会える時間ある時でいい。
滞在期間は10日ぐらい予定あるから。
宿泊先は瀬戸の家。安心しろ。
(医者だから部屋も何個かあるやろ)と。

瀬戸「あるか。ボケ。日本人お断り。
入れてやらへんわ。面倒くさい」

そう送った後、野田は勝手に来る日を
2週間後と通知してきた。
更に空港まで迎えに来いと。

瀬戸「面倒やな・・・こいつ」

高校の頃とは違って生意気になっていた。
ドイツと日本で離れてるからと調子のっていた

まぁ・・・でも・・・来てほしいとは思わないが
来るのであればそれなりに時間をとって
日本語で話してもいいかなと思っていた。

病院で2週間後の予定を一旦休みにし
それ以降も仮の休みでとったりしていた。
スタッフからは珍しいですね。と言われてたが
理由はいちいち言わなかった。

そして2週間後まで今まで通り働いた。
野田が来る日は仕事が忙しかった。
終わった後に空港までタクシーで
迎えにいった。少し遅れてたけど。

野田「お~。着いた着いた。
フランクフルト空港広いな~。
あいつちゃんと迎えきてくれてるのかなぁ~。
ちょっと時差きついな。これ」

時差は7時間。
わかっていても体が変化に慣れるまでは
少し時間がかかる。

野田「あいつ。いねぇ。俺を探せよ。
おーい。瀬戸ぉ。俺はここだよ~」

携帯も使えないので不安にはなる。

野田「マジでいねぇ。あいつ最悪やな。
しょうがない。スタバで待っておくか」

時間通りにいけない場合もあるので
いなかったらスタバで待っておくように
あらかじめ伝えていた。

それから20分後。空港に着いて
いない事を確認しスタバに入るといた。

瀬戸「よぉ。待たせたな」

久しぶりに日本語で話す。
気がかなり楽だった。

野田「待ったぞ。来ないかと思ったわ。
まぁでも・・・久しぶりやな。元気?」

瀬戸「まぁな。お前はどうやねん」

俺もコーヒーを買って飲んで話す。
とりあえず日本のみんなの近況と
この数年のことを聞いていた。

瀬戸「お前結婚早かったもんな。
そうか。みんなもう結婚してるんやな」

野田「瀬戸はないんか?忙しいって
いうのは聞いてるから余裕ないか」

瀬戸「まぁ・・・どうやろうな」

野田「お前。本当は忙しくないな~。
恋愛は暇人がするって言ってたやんけ。
忙しかったら恋愛なんて無理やろ~」

瀬戸「うっさい。恋愛っていう恋愛は
できてへんから相手には悪いと思ってる。
お前と会うんやったらそっちと会ってる方が
良かったって思うわ」

野田「ひでぇ。まぁ瀬戸らしいか。そんで
相手はドイツ人?それとも日本人?」

瀬戸「ドイツ人」

野田「結婚したらハーフの子供やな。
結婚式呼べよ。行ってやるから」

瀬戸「結婚したらな。さて。行くか。
とりあえず移動して飯食おうか。
奢ってやるよ。せっかくやからな」

タクシーで移動して途中で両替所で
現金とユーロを交換してからレストラン
へ移動してご飯を食べた。

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