第1534話 この気持ち

2025年11月14日

第53部-瀬戸の過去-

t f B! P L
アヒム「ミッシェル。やめときな。
結婚って言ってもお前の親は
許さないだろう。日本人との
結婚を許す家系じゃないだろう」

ミッシェル「うるさい。私だって
この気持ちが本当か確かめたい。

何回か会って冷めていくようなら
それで終わる。私もスッキリする。
でも何もしないで終わるようなのは
嫌なの。後からきっと後悔する。

今頑張らないと。ダメな時がある」

瀬戸「・・・そうやな。その通りやわ」

ミッシェルの言う事は正しい。
自分の気持ちを確認したかったようだ。

只の金持ちの娘の立場を抗ってた。

瀬戸「では一回お会いしましょうか。
お互い知りませんしね。私はドイツの
名所とかあまり知らないので教えて
もらえたら助かります」

ミッシェル「本当ですか?約束ですよ。
どこに行きたいですか?行きましょう。
では携帯番号を交換しましょう」

ミッシェルと携帯番号を交換した。
他の3人も一緒に交換した。

瀬戸「忙しくてあまり出られないので
ほとんどメールになると思いますけど
なんかあったら連絡下さい」

ミッシェル「リロ。写真とって。
私とセト氏の2ショット」

瀬戸「・・・えっ?やだ。」

無理やり横に並び写真を撮らされた。
断れないので黙って撮っていた。

ミッシェル「ありがとうございます」

瀬戸「ははっ・・・ではビンゴ大会も
終わったようなので私は失礼します」

リロ「またね。セト氏」

アデリナ「頑張ってね。セト氏」

ちょうどビンゴ大会が終わり戻った。

戻ってからしばらくしてミッシェルは
腰を抜かして座った。

ミッシェル「あぁ~。変な人と思われたかなぁ。
どうしよう。アデリナ~~」

アデリナ「頑張ったよ。頑張った。ミッシェル。
驚いた。あんな積極的なあんた初めて見た」

リロ「びっくりしたよ。ミッシェルが猛アタック
するなんて。初めてじゃない?」

ミッシェル「初めてだよ~。緊張したぁ。
どうしよう。誕生日会も断られたし無理かなぁ」

アデリナ「頑張れっ。応援したげるから」

昔からの幼馴染として皆励ましあっていた。

スタッフ「あっ。瀬戸医師。
どこ行ってたんですか?もう終わりましたよ」

瀬戸「ごめんごめん。あっちで若い連中に
絡まれてて。ビンゴどうやったの?」

スタッフにビンゴ大会の結果を聞いたら
惜しかったけど何も当たらなかったみたいだった。

瀬戸「そうか。商品券10万円分あったら
まぁええやんか。俺の分も3人で分けて」

スタッフ「いいですよ~。瀬戸医師の分は
瀬戸医師が受け取って下さい」

瀬戸「いや。いいんだ。3人がここに来るのは
勇気がいったって聞いたからその勇気に対して
俺は渡してあげたいねん。だから受け取って。
感謝とか一切いらないから」

もらった商品券を3人に渡した。
俺は受け取ってほしかったから。

それからしばらくして時間は9時になる。
楽しかったパーティも終了の時間がきた。

最後に主催者からのお礼でお土産が
配られると言う事と出席した皆へ感謝の
気持ちが伝えられて解散となった。

順番にホテルを出ていく。
受付の人達が出席の感謝と挨拶をして
各人を見送っていた。

瀬戸「受付さん。さっきはむかついたけど
あんたらの仕事は一流だった。不審者を
きっちり止めて混乱を招かなかったのは
あーいう態度をとるのは正しかったと思う」

受付「仕事ですから。お疲れ様でした」

瀬戸「今度また会うことがあっても
同じような対応でいいからな。顔パスとか
VIPの紹介とかいらねーから。同じような
態度をとってくれ」

受付「それでいいんですか?あなたは」

瀬戸「あぁ。それでいい。そんでまた揉める。
通せ~ってな」

受付「ふふっ。そうですか。もう二度と会わない
事を祈っておきます」

瀬戸「じゃあな。バイバイ。楽しかったよ」

門を出ていき外へ出て行った。

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