第1532話 ビンゴ

2025年11月12日

第53部-瀬戸の過去-

t f B! P L
 適当に料理を食べ終わると
ビンゴの紙が渡され大会が始まった。

その商品は豪華だった。

瀬戸「1番目って何?BMW
もらえんの?おかしいやろ」

BMWはドイツの会社で
このパーティで提供されていた。

2番目から10番目も高価な
商品が提供されていた。

何も当たらなかった者にも
10万円の商品券が与えられる。

ビンゴが始まると玉が出るたびに
歓声が起きたりしていた。

瀬戸「俺のビンゴもやるよ。
当たったらもらってきたらいいよ。
たまにはええもん食ってたいから
今の内に食いに行ってくる」

俺はビンゴをスタッフに渡して
食事を食べて周りを見ていた。

ゆっくりできる時間が久しかった。

?「Guten Abend(こんばんわ)」

瀬戸「Guten Abend.Was ist los?
(こんばんわ。どうかしましたか?)」

?「Es ist schon, ein wenig zu reden?
(少し話をしたくて。いいですか?)」

金持ちの息子・娘の3名が俺の方へ
来て話しかけてきた。

品もあり、社交的で恥ずかしい態度を
見せるような事はなく上品だった。

?「僕はリロ。よろしく」

?「私はアデリナ。よろしく」

?「僕はアヒム。よろしく」

瀬戸「アキラセト。よろしく」

簡単に自己紹介をして話をする。
日本人がこういった場にいるのが
珍しいようだった。

全員ドイツの有名な大学生だったり
卒業して親の会社に入社したりしていた。

瀬戸「すごいですね。皆さん。」

リロ「そうでもないよ。自分のやりたい事なんて
させてもらえないしね。全部親のレールに
敷かれた道を進んでいる感じだから」

アヒム「そうそう。反抗なんてさせても
もらえないし他人よりも上じゃないと
いけないって育てられてるからねぇ。
本当小さい時なんて辛かったよ」

瀬戸「意外。金持ちってもっと楽して
のほほんと生きてるだけかと思ってました。
日本ではそういう人が多いですけどね」

一般的な金持ちと彼らの金持ち度合いは
レベルが違っていたが俺は気づかなかった。

アデリナ「セト氏はどうなんですか?」

瀬戸「私はただの一般人ですよ。
皆さんみたいに優雅な時間は過ごしてません。
だからこうやって繕ってるのが精一杯です」

相手に合わせて話をしていた。
時たま自慢話も入るがひけらかそうとしている
雰囲気ではなかったので聞き流していた。

?「ねぇ。なんかあっち話盛り上がってるよ。
私達も行く?」

ミッシェル「・・・」

ミッシェルが歩いて近づいてくる。

リロ「ん?ミッシェル。どうした?」

アデリナ「ミッシェル?セト氏。
紹介するわ。この子・・・」

ミッシェル「Heirate mich」

瀬戸「・・・は?なんで?」

アヒム「おいおい。ミッシェル。
急にどうした?笑えないぞ?」

ミッシェルの言った言葉・・・
それは・・・結婚して下さい。

その場にいる全員が意味不明だった。

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