もう人は多く集まりすぎてた。
チャンプの格闘技仲間もいて
数十人は集まっていた。
アランが説明をし
周りからみんなが離れる。
チャンプは服を脱いだ。
守君は服を脱がない。
司「服脱いだかー。有利やな」
服を脱げば掴めない。
でも喧嘩では本来服は脱げない。
チャンプは守君に対して
服を脱がない?と聞くが
守君は断っていた。
そしてお互いが構える。
お互い距離をとっていた。
チャンプは重心を低くして
サイドステップで守君の周りを
動いて移動してた。
守「なるほど。可愛いな」
守君はチャンプとは逆方向に
動き間合いを多くとり地面から
何か色々と拾っていた。
チャンプは混乱していた。
何をしているのかはわからない。
チャンプが間合いを元に戻す
ようゆっくり詰めてきた。その時
守君は拾った石を思いっきり投げる
チャンプは驚き構えを閉じる。
石が当たってチャンプがゆっくり
構えを解いて守君の方を見る。
守君は手に持っている石を見せて
チャンプを挑発している。
周りからは汚いぞ。といったような
罵声が多くとんでいた。
守「どうする?止めるか?
汚いっていうのなら反則技で
そっちの勝ちや」
アランがチャンプに説明をする。
チャンプは首を横に振っていた。
続行だ。
守君は持っている石を投げながら
そのまま走って近づき掌底で脇腹を
殴りアッパーへ繋げて殴る。
チャンプがガードしたまま
後ろへ下がる。
膝小僧を蹴り重心が傾き
逆側から脇腹へ蹴りを打ち込む。
チャンプが沈む。倒れこむ前に
守君の服を掴んだ。
その時脇を閉め顔に向かって
小さく正拳突きで打ち抜いた。
そしてチャンプは沈んだ。
司「捕まえて寝技に持ち込み
たかったんだろうけど・・・
隙だらけやったなぁ」
ほぼ空手で相手を倒してた。
アランに空手は強いって事を
見せたかったんだろう。
沈んだチャンプの背後をとり
膝で首を抑え腕を極めて捕った。
チャンプはギブアップしない。
守君は一旦離れた。
チャンプは苦しそうだ。
呼吸を整えているのを待ってあげた。
チャンプは何かを言っている。
アランが訳していた。
アラン「なんで離れた?と
言っています。俺はまだギブアップ
していないぞ。と」
守「あー。相手がチャンピオンやから。
チャンピオン相手にあっさりやっても
周りはどうせ納得せーへんやろう」
改めて向き合った。動きを変えていた。
チャンプは静かに廻りだしジャブを打つ。
数発打ってからタックルで倒しに来たが
守君の膝が顔に入った。
チャンプはそれでも
組み倒そうとするが倒せない。
円を描きもつれあい
守君が上になり倒れた。
守君は殴らずにストップした。
お互い立ち上がった。
守「next time。cammon」
守君はチャンプに指導しているようだった。
チャンプは色々と技を繰り出すがガードされて
驚いているようであった。
そして15分が過ぎて
チャンプは疲れていた。
守「もう終わっていい?
しんどいわ」
司「そだね。終わろう。
アラン君通訳お願い」
アランが通訳しお互いに
握手をして終わった。
そしてアランと何か話し合っていた。
別れの挨拶をして
僕達は家に帰ることに。
アランはチャンプと
仲良くなれたようだった。
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