第1515話 使用人

2025年10月20日

第52部-ドイツ旅行-

t f B! P L
アランに全員がいる前で
さっき倒した相手に向かって
侮辱したことを取消し謝る。

そしてこれ以上争っても
今まで何も生まれていないので
もう喧嘩に応じる気はない。

逃げたと思うならそれでいい。
そう言いふらしてくれていい。

その為に全員おる前で言ってる

ということを言え。
と言っていた。

アランは嫌々ながら言っていた
ような感じだった。

相手側は何か泣きながら
言ってきていた。

アランが悪い。ということを
アランが訳して言っていた。

守「アランは悪くない。
アランが悪いっていう理由を
作ってアランの邪魔をしている
お前の考えが悪い」

司「アランに相手にされたい。
っていうとこなんやろうね。
アラン。訳して伝えたって」

アランは驚いていた。
アランはそいつに訳した。

相手は余計に泣く。
それを聞いて他が吼える。

アラン「兄です。
邪魔をしているのはアラン。
アランさえおらんかったら
弟は一番になれる」

守「なんやそれ。カスやな。
じゃあアランはお前を相手に
しないからこれで終わりな」

アランはまた訳す。
兄はまた吼えていた。

アラン「関係ない奴が邪魔するな
お前はアランのなんや?」

守「使用人。でいいや」

司「ぷっ。はははっ」

アランはまた訳す。
そしてまた吼えている。

アラン「使用人やったら
黙っておけって。とにかく
アランが相手にせんかったら
そっちも絡んでくんなよ。
さっきからみとったらそっちが
絡んできてるんやから」

アランは訳す。
兄は感情的になっていた。

アラン「殺すぞ。お前。
と言ってます」

守「できへんのか?アランが
悪いんとちゃうんか?そのアランが
絡まないのにはい。って言えへんのか?
じゃあ悪いのはお前らちゃうんか?」

アランは訳す。
兄は黙っていた。

守「アランはここで全員がおる前で
謝った。女の子のおる前でな。
アランが調子乗っていたのはそっち
にとっても面白くなかったやろう。
それはこっちで改めさせた」

アラン「僕は調子乗ってませんよ」

司「まーまー。とりあえず訳して。
調子乗ってるように見えちゃうの」

アランは渋々訳していた。

守「お互い干渉せんとこう。
そんで他からの外敵が来た時は
共に戦えるような状態でおろう」

アラン「外敵って?」

守「んー。隣町から来た不良とか。
隣町の学校の喧嘩強い奴がこの町に
乗り込んできたら困るやろ?」

アラン「おー。そうですね」

アランは訳していた。
相手にも伝わったみたいだ。

守「てなわけでよろしく。
さっ。帰ろうぜ。解散」

守君は周りを見渡していた。
ただ兄は1つ納得いっていない。

アラン「お前は外敵やろ?
このまま逃がさないぞ。
と言ってます」

守「えー。面倒くさっ」

守君は喧嘩を売られていた。

このブログを検索

ページビューの合計

Translate

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ