瀬戸「なんかうるせえな。
庭から煙?まさか・・」
19時を少し過ぎて・・・
瀬戸さんが帰ってきてた。
瀬戸さんが庭にやってきて
僕らが帰ってきたのに気づく
瀬戸「・・・マジか」
野田「あっ。瀬戸」
瀬戸「お前。なにしとんねん。
人の家の庭で勝手に」
野田「見てわからん?
バーベキュー。お疲れ」
瀬戸「はぁ~。人がクタクタで
帰ってきていきなり騒がしいとか」
野田「まぁまぁ。落ち着け。
ビールとかあるから。怒るなよ」
先生が瀬戸さんにビールを渡す。
瀬戸「せっかく早く帰ってきて
庭から煙上がってるの見て
まさかとは思ったわ。昨日も
立食でBBQ食ってたのに」
野田「こっちは野菜もあるよ。
ちゃんと日本式でやってるから」
瀬戸「マジか?いや・・・
そういうことやない。野菜は
嬉しいけどそういうことやない」
先生と瀬戸さんが言い合ってた。
瀬戸さんもスーツのまま座って
その場にいて食べ始めてた。
その姿をアラン君とリンダちゃん
は不思議そうに見ていた。
司「どうしたん?」
アラン「あっ。べつに・・・
なんかパパ・・・楽しそうで。
ぼくはにほんに行った時に
パパが楽しそうなの知ってたけど
やっぱり楽しそうだなって。
リンダはあんなパパ見るのが
初めてだとおもうから」
守「・・・肉。俺らも
もらいにいこっか」
アラン君とリンダちゃんを
連れて先生らの方へ行った。
守「お邪魔しています」
司「お邪魔しています」
僕らは瀬戸さんに挨拶をした
瀬戸「あぁ。久しぶりやな。
せっかく来たんやからな。
ゆっくりしていけ」
野田「そうそう。瀬戸の家
こんな大きいんやからゆっくり
していこうぜ~」
瀬戸「お前は外で寝とけ。
いきなりこんな楽しみやがって」
アラン「パパ。僕にも肉ちょうだい。
リンダの分も~」
瀬戸「しゃあないな。皿貸せ」
瀬戸さんが皿を持って肉と野菜を
適当にとってあげていた。
野田「アラン~。お前のパパな~。
今はこんなんやけど昔は俺の家に来て
焼肉した時に肉1枚しか焼かせてくれん
スペース作られて笑う人やってんで」
瀬戸「そんなんしてへんやろ」
野田「いーや。してたね。焦ったわ。
家帰ってきたら村田と2人で俺の親と
焼肉食ってたやんけ。あー。あれか?
やった方は忘れてやられた方は覚えてる
っていうあれか?やり方ずるいな~」
瀬戸「覚えてへんな。あったとしても
もう時効や。海外逃亡で時効完成」
野田「最悪や。いいかアラン。
パパみたいに頭良くても使い方を
間違ったらあかんで~」
瀬戸「お前・・・うっさいなー」
先生と瀬戸さんは面白かった。
僕らは先生らの会話を聞いて楽しんでた
アラン君やリンダちゃんからしても
瀬戸さんがこんなに楽しそうにしている
のが嬉しいみたいだった。
0 件のコメント:
コメントを投稿