第1485話 学歴の事

2025年9月8日

第51部-早期進路指導-

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野田「学歴とかって
学校で教えてくれたりする?
俺の時は教えてなんてくれな
かったんやけど」

理子「特に教えてもらったり
してることはありません」

野田「そっか。今もそうかー
なんで学歴の事って高校で
教えないんだろうね。

理子ちゃんは司が高卒とか
大卒とかって考えたりする?」

理子「考えたりしません。
どっちでも構わないので」

野田「うん。そうだろうね。
じゃあなんで大学に行く人って
多いんだろう?」

理子「わかりません。いい会社
に入るためとかじゃないですか?」

野田「そだね。確かにそれも一つの
答え。でもそれだけだったら俺は
大卒なんて薦めたりはしないよ」

理子「じゃあなんでですか?」

理子ちゃんがどこまで
考えられる人か把握したくて
話させていたが何にも知らないのが
わかったから説明しておく。

知らないと後悔する事になるのが
この大学卒業ってポイントだ。

野田「人生って選択を決断する瞬間
って多いでしょ?高校どこ行くとか
彼氏と付き合うとか別れるとか」

理子「はい」

野田「ひとつはその選択を決断する
に当たっての決断をする判断力が違う」

理子「決断力?」

野田「大学って中学高校とは違って
もっと深い勉強こなしていくわけ。
専門度高い教育は人間の判断基準も
色々と広い判断で変わるわけ」

理子「それだけですか?」

野田「ひとつはね。でも・・
わからない?」

理子「それだけの為に大学卒業って
4年間無駄にすると思いますけど」

野田「そっか。わかんないか」

理子ちゃんは苦労もなく育って
きているのがここでわかった。

子供には苦労させないような
いい両親に育てられてきているのだろう。

野田「じゃあ次。ふたつめだけど。
ふたつめはね。ただの問題解決」

理子「問題解決?」

理子ちゃんは首をかしげていた。
まぁ現役の高校生に言う事でもない。

でも敢えて言った。今後の人生で
どこかで思い出すだろう。

野田「生きてるとね。色々と問題も
多く起きるでしょ?確か・・・
中学の入学式の時大変だったって
聞いたんだけど」

理子「・・・はい。ありました」

野田「やんね。深くは言わないけど
あれ解決したのって守だったんでしょ?」

いい思い出ではないのはわかる。
理子ちゃんは女の子なので。

理子「そういえば・・そうです」

野田「守って頭良くない?
一緒にいて感じたりしない?」

理子「自分の答えをしっかり
もってるって感じです」

野田「うん。もっかい言うね。
守って頭良くない?」

理子「はい。いいと思います。
学校の成績もいいです」

野田「俺ねー。その時の話を
司から聞いたことあるんやけど

司はその時自分が弱かったから
って理由で解決しちゃってたの。

そうなるとやられるだけやんね。
お金出すしかなかったでしょ?」

わかんない人は第1部を読んでくれ。

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