第1479話 ドイツの話

2025年8月29日

第51部-早期進路指導-

t f B! P L
野田「2人と俺で・・・
どっかのタイミングで
海外行こうか?」

司「えっ?」

守「どこ行くんですか?」

野田「・・・ドイツ」

守「なんでドイツ?」

司「ソーセージかな?」

野田「・・・わからんか?」

守「もしかして・・・
瀬戸さん?」

野田「そう。まだ考え中やけど
こっちからもあいつの所へ
行っておかなあかん気がしてな。
お前らからするとなんにもわからん
かもしれんけど俺はな・・・」

司「瀬戸さんか。あの人には
厳しい事言われてるし・・・
うん。行きたいです」

守「俺も・・・あの人には勝てない
っていう気にさせられたから・・」

野田「よっしゃ。じゃあわかった。
瀬戸の時間もとってもらわんとあかん
からそこらへんは調整するわ。ちなみに
お前らが3年の旅行ついていくって
ブーブー言ってたらドイツ行く気は
なかった。受け入れてなかったら3年の
旅行だけ行かせる気やった」

守「3年の為ですよね?
それなら僕らは引きますよ。
元々あの旅行の達成の内容も
知らなかったんですし」

野田「そう?ならいいけど。
まぁいつなるかわからへんけど
卒業するまでには瀬戸に時間を
作ってもらうようにはするから」

司「わかりました」

守「お願いします」

話が済んで僕らは帰った。
そして今に至っている。

理子「司~。ちょっといい?」

司「ん?どうしたの?理子」

うなだれている僕らの元へ
理子がやってきた。

冬休みのバイトのシフトの事で
僕のバイトと休みが合う日を
調整しようとしていた。

守「おーおー。お熱い事で。
俺はほとんどバイトやのに」

守君は清掃のバイトを続けていた。

司「彩ちゃんと会わないの?
つーか会うの知ってるけど」

守「大事な日は抑えてる。
クリスマスとかは絶対会う」

司「いいなー。僕クリスマス
休めない。チキン売れすぎる」

理子「9時までやろ?その後は
ちゃんと空けててね」

司「あー。それはもちろん」

それから僕はバイトに学校に彼女と。
守君も同じように過ごしていって
学校の日常は過ぎていった。

そしてあっという間に日々は過ぎ
クリスマスの日を迎えた。

学校が終わって理子とデート。
守君は彩ちゃんとデートみたいで
僕らは学校が終わってすぐ別れた。

僕はこの日は電車で学校に
来ていたので理子と一緒に
三宮へと出かけていた。

三宮は人でにぎわいイルミ
ネーションも多かった。

僕はこの日はお店を予約して
少し値の張る高い中華料理の
お店へ理子と一緒に行った。

理子「すごーい。司。こんな
店無理したんちゃうの?」

司「うん。無理した・・・
僕もちょっとびびってる」

理子「あたし別にこんな高そうな
お店じゃなくてもいいよ?
今からでも変えようよ」

司「いや。変えない。
さっ。行こう」

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