第1470話 ボロカス

2025年8月18日

第50部-強制的バレー 決勝編-

t f B! P L
レシーブは高く上がり
落下地点に三井さんが入る。

バッ・・・トンッ

走りこんで飛び込みトスをし
そこへ綱吉が走ってきた。

変形のAクイックだった。
トスとアタックがあまりにも早い。

バシイインッ・・・トンッ・・・

ブロックは追いつかず
木塚さんのレシーブも
間に合わなく点をとられた。

司「やっぱりかぁ。こっちの
やりたい事はできないかぁ」

守「弱いとこ狙われたら・・・
カバーできるほど体力ないし」

魂輝「ふー。」

多田「でも・・・今ラリー
できてたよね?」

増山「うん。なんかやれてた。
やっぱり守君達すごいよ」

司「そういえば・・・でも
たまたまじゃないですか?

さっきまでブロックされてて
しょうがなかったですけど
今のはこっちからの攻撃
でしたし」

多田「あー。そっかぁ」

得点は1対22。
相手チームはローテーション
してサーブを打つ。

ドライブサーブで打ってくる
魂輝君が上手に捌いた。

司「すごっ。上手くなってる
実戦でうまくなったなぁ」

いまさらで遅いが魂輝君の
レシーブはうまくなっていた

増山さんがトスに入り
守君へバックトスで上げる。

増山「あっ。ごめん」

増山さんのトスが短い。
が・・・守君は上がった位置に
向かって走る。

杉野さんがボールが上がった
位置にブロックへ向かう。

守「ちっ・・・」

守君は高いブロックがいるので
スパイクが打てずフェイントで
相手コートへただ返した。

松尾が拾って綱吉がトスを上げる
そこへ杉野がスパイクを打つ。

守君と多田さんがブロックにつく

杉野「止めて・・・みろやぁ」

杉野がただ思いっきり打った。
ボールにまとわりつくようにして
小細工もなしに打った。

ドバァンッ・・・

ブロックでは止められず
指が弾かれてボールは少し勢い
を失ってコートへ落ちた。

三井「お~。さっすがぁ」

守「お~。いってぇ。
指に当たっても止めれるか」

得点は1対23。
ボロカスにやられていた。

末次「後2点ね~。
トドメさすまで気を張って」

三井「おう。わかってる」

この状況でも油断してくれない
僕らにトドメを刺す気満々だ。

こんな風に相手を追い詰めて
勝ってきたんだろうなー。

って感じてた。勉強になる

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