6番「惑わされないように
あたしらのバレーやっていこう。
せっかくチャンスくれてるんやで」
4番「そう。集中していこー」
三井「おーおー。なんかやる気
満々じゃないですかー」
ローテーションしてサーブは
綱吉になっていた。
前衛が
ーーーーーーーー
○ ○ ○
松尾 杉野 三井
に変わった。
ここでまた話を始める。
三井「セッター誰やる?
まだ俺がやっていい?」
杉野「松尾にさせようや。
松尾来年もバレーやから
次の世代にやらせたれ」
松尾「俺はどっちでも
いいですよー。先輩ら最後
だしやってくれてもー」
三井「松尾。やっとけ。
俺らは2セット目でいいや」
4番「なに?さっきから
セッターやるとかやらないとか」
普通セッターは固定している。
しかしこいつらは固定してなかった
上がってきた人を含めて前衛の3人
の誰かがセッターをやっていた。
綱吉がフローターサーブで打つ。
その球は回転がかかっていた。
相手コートへ入り落ち出す。
少し変化するドライブサーブだ。
相手レシーブは崩れて返すこと
しかできなかった。
綱吉がレシーブを高く上げて
返し松尾が落下地点より少し
横の位置で相手コートを見てる。
杉野と三井は両サイドへ大きく
分かれて立っていた。
司「さっきと一緒やけど」
守「また2回か?相手の頭にも
入ってるやろうから多少の警戒
はしてると思うけど」
僕らはどういう行動をするのか
に興味があった。
今の所全然見えてこない。
どういう攻撃をしてくるのかが。
スッ・・・バッ・・・
さっきの三井と同じくワンステップ
で落下地点に入りアタックのフォーム
で高く飛びボールへ近づく。
相手もブロック1枚で飛び
アタックに備えてブロックで飛ぶ
その時三井も動いた。
松尾のいる方へ向かっていった。
マークも外れずついてくる。
バシイッ・・・ダンッ・・・
松尾は腕と手首を返して体の向いてる
方向とは違う方へアタックをした。
ブロックをかわして球は落ちた。
松尾「っしゃ。余裕っ」
三井「おーおー。やるやんけ。
てっきり俺に上げてくると
思ってたんやけどなー」
松尾「まだ早いでしょう。
相手にまともなの見せるには」
三井「おっ?言うやんけ。
本家の頭固い連中のくせに」
杉野「お前らが汚いだけや。
俺らは基本的に普通やっての」
三井さん達は喜ぶこともなく
焦ることもなくただ楽しんでた
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