第1463話 試合開始

2025年8月7日

第50部-強制的バレー 決勝編-

t f B! P L
それから少しして
僕らと福田クラブは
ベンチへ移動した。

代表戦の場所へ行くと
他の出場者達も集まってきた。

本部から連絡があり僕らと
福田クラブでBブロックの
代表と戦う説明もされた。

僕らはベンチから眺める。
福田クラブが試合に向かった。

サーブは福田クラブがとった。
そして試合が始まる。

Bブロック代表
悪役合同組合

ーーーーーーーー
 ○  ○  ○
杉野 三井 綱吉

 ○  ○  ○
松尾 末次 持元

三井「セッター俺やるよ。
最初はそれでいい?」

杉野「あぁ。好きにせえ」

綱吉「任せます」

前衛の3人が試合が始まって
から打ち合わせを始めてた。

5番がフローターサーブを
打って相手コートへ入れた。

相手が打ってきた時に杉野さんと
綱吉は両サイドへ大きく開いた。

末次「おーらいっ。よっと」

ドンッ・・・

レシーブが高く上がる。
セッターへ球が返っていた。

6番「高くない?なんで
こんなにレシーブ高いの?」

セッターに返ったレシーブが
相当高い事にみんなが驚く。

司「いいなぁ。レシーブが
ちゃんと返せるっていいな」

守「ちゃんと練習してきた
っていうことやろ。あーあ」

僕らは違う意味で驚いてた。
レシーブがきっちりとセンター
に返せるのが羨ましかった。

三井「さて・・・と」

三井さんが落下地点に入らず
少し左側で相手チームを見てた。

杉野さんは動かない。
綱吉も同じく動かない。

どっちにも1枚ついている。
センターのブロッカーはどっちへ
上げるのかをギリギリまで待つ。

タッ・・・バッ・・・

三井さんがステップし落下地点へ
一歩で入りそのまましゃがんで飛ぶ。

そして・・・

バシイッ・・・ダンッ・・・

三井「うっし。ええ感じやな」

ツーアタックで打っていた。
後ろから上がってきていた高い
レシーブを打ち込んできた。

相手はブロックに飛べず誰も
いないスペースへ打ち込まれた。

司「ええ~~。なに今の?
2回目で打ってたよ?」

守「なるほどな~。それで
あんなにトス高かったんか」

魂輝「デザインされたプレー
です。あれ最初に見せられたら
色々きついと思いますよ」

嫌なやり方をしてくる。
オーソドックスに来ないので
真面目に練習してきた人達に
とってはやりにくいだろう。

それに・・・もう相手の
術中にはまりそうになっていた。

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