第1461話 招待枠

2025年8月5日

第50部-強制的バレー 決勝編-

t f B! P L
??「相手どこー?Aブロック
の優勝って・・・なにこれ」

??「ママさんの部屋やとよ。
徹子の部屋のパクリかな?」

??「あはははは。そうかも」

なにやら若い声がする。
なんかバカにしてきていた。

守「すいませーん。僕ら・・」

司「いてっ。止まらんとってよ
ん?・・・どうしたの?あっ」

守君が突然止まった。
僕はぶつかってひょっこりと
相手チームを覗いた。

三井「あん?よぉ。お前ら」

杉野「負けて応援きたんか?
お前ら何の種目やってん?」

綱吉「魂輝もおるやんけ~。
どうしたんや?ほんまに」

末次「あっ。ほんまや。
タマ~。久しぶりやな~」

魂輝「真樹夫~。真樹夫も
バレーだったんですね~」

そこにいたのは・・・

3年の分家 三井さんと
3年の本家 杉野さん

2年の分家 真野 綱吉と
2年の本家 松尾

1年の分家 末次 真樹夫と
1年の本家 持元

1年の分家 女子 宮村と益田

この8人がそこにいた。

宮村「タマ~。元気~?
あっ。守さんと司先輩。
お疲れ様で~す」

益田「司せんぱーい。
もしかしてあたし達の
応援に来てくれたんですかぁ?」

守「・・・」

司「・・・」

何も言いたくなかった。

多田「守君。もしかして・・
知り合いなの?」

桐谷「司君も。魂輝君も・・
全員知り合いなの?」

松尾「知り合い?俺らみんな
同じ道場生繋がりですけど」

多田「えっ?そうなの?
じゃあみんな野田さんとこの?」

杉野「俺と松尾と持元はちょっと
違いますけどだいたいそうです」

末次「それよりもそっちは?
あれ?もしかして・・・?」

守「あかん。これはあかん」

司「ママさんバレーの大会に
なんで全員いんのか・・・」

Bブロックの代表はわかった。
こいつらだ。

ただなんでママさんバレーの
大会に出れてるのかわからない

だいたいママさん1人も
いねーじゃねーかっ。

三井「俺らは招待枠やねん。
元々は助っ人で昔の先輩達が
出てたらしいけど数年前から
助っ人で出る必要なくなった
時から俺ら倒す為に参加する
チーム増えてるねんてよ」

司「なんですか?全然意味が
わかんないんですけど」

杉野「昔の先輩達が助っ人で
出てたチームが優勝してて
そのチームの助っ人に入らず
やってたら苦情があってんて

あの高校生らを出せ。って。

そんで俺ら倒す為に参加
してる強いとこ集まってるねん
この市民大会で。

俺ら悪役みたいなもんや。

そやからバレー組は3年間
一緒やからちょっと嫌やけど」

守「マジか・・・それでやたら
強いママさんバレーのチームが
多かったんですかぁ。俺らも
こっちの助っ人ですよ」

三井さん達や昔の先輩達は
僕らと同じような理由で助っ人
から始まっていたみたいだった

僕らの流れってやりたくない事
は大体「誰かの為」みたいだった

中学の頃は先生の思いつきで
やってると思ったけどそこには
大体誰かの頼みとかお願いとか
そう言った理由が多かった。

だから僕らもぶーぶー言いながら
受けていた。まぁ断らせてなんて
くれなかったとこもあるけど。

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