第1456話 体力の限界

2025年7月29日

第50部-強制的バレー 決勝編-

t f B! P L
レシーブは4番へ返る。
7番は4番の近くへきてた。
守君も中央へ来た。

司「Aクイックか」

7番が先に飛ぶ。
7番に合わせて僕達も
全力で飛ぶ。

4番も一緒に飛ぶ。
そして飛んだままトスを上げた

司「なっ・・・タイミングが」

7番の滞空時間が長い。
僕も守君もタイミングがずれた

ジャンプトスでのAクイック。
僕らはタイミングを外された。

4番「これでよしっ。・・えっ?」

フリーでクイックで打たれ
ライト側中央へ打たれた。

ドンッ・・・

魂輝「ふー。危ないです」

魂輝君が飛び込んで拾う。

7番「なんで?なんであの子が
もうそこにおるんよ」

4番「あの子先に動いてた。
体の向きに合わせて動いてたよ」

4番だけがアタックする前の
魂輝の動きを見ていた。

守君が落下地点に入り
トスを僕に上げた。

僕はタイミングを合わせて
フェイントで打った。

5番が飛び込んで拾い
4番がこっちへ返してきた。

増山さんがレシーブで
僕に返し守君へ高く上げる

守君は深く沈み飛ぶ。
相手チームは驚いてた。

7番「左?」

練習の時から守君は両打ち
で打てる練習をしてきてた。

ここまで使う必要はなくて
使わなかったけど今は少ない
チャンスで点をとる必要があった

それに細かい技だがブロックで
飛んだ7番は右でアタック
すると思い右腕側に主を置いて
ブロックで飛んでいた。

無理やり手を伸ばして
左側に持っていくが届かない。

バシイッ・・・チッ・・トンッ

7番の指先にかかり弾道が
少し変わるが誰も拾えなかった

守「・・・っし。とったぁ」

司「後10点。後10点だよー」

得点は5対0。
僕らはごまかしながらやれてた。

僕らはこのまま続けていって
相手に気づかれないように必死で
ブロックと魂輝君のレシーブ。
僕と守君は2点とられるまで交代
したりを繰り返していった。

そして数少ないアタックを打って
大事に1点を重ねていった。

そして・・・
14対6でマッチポイントに
まできていた。

司「マッチポイントだよ。
ここ大事。取ろう」

もうみんな体力の限界だ。
トドメを刺して終わらせたい。

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