4番「なにこれ?
さっきまでと全然違う」
5番「佐々木さんが言ってた
事ってこのこと・・・」
7番「なんで止めれるの?」
引き続き桐谷さんがサーブを
相手コートに簡単に打った。
レシーブでセッターにきっちり
返しAクイックで打ってきた。
僕が軽くブロックで飛ぶが
止めれないけど・・・
ドンッ・・・
魂輝「上がったですよ~」
レシーブは魂輝君がいる。
落下地点に増山さんが入り
レフトへトスを上げた。
木塚さんが軽く打って返す
4番「なるほど・・・
ブロックしかできない訳ね」
僕らはブロックしかできない
チームと判断される。
ブロックしかしていないから
それは当然なのかもしれない
実際は中央前衛にボールが
上手く返せないだけだけど。
相手はレシーブをして4番へ
7番はレフト側へ走り出し
僕が7番をマークした。
4番の後ろへも回り込んだ。
そこへトスが上がってきた。
7番「あかん。くっ」
タイミングが少しずれたのか
アタックができていなかった。
僕らのコートへ軽く帰ってきた。
増山さんがレシーブをしてやっと
僕の所へレシーブが返ってきた。
守君にオープンで上げて7番が
ブロックについてきた。
守君は7番の腕に当ててブロック
アウトで点を取る。
得点は4対0。
僕らは必死で1点を取り続けた。
そして点を与えない事で必死だった
4点をとった時に6番が戻ってきた
点を見てガッカリする。
6番「あーあ。あの3人がいても
こうなってしまうんかぁ」
第2セットであれだけやったのに
今度はよくわからないまま点を
とられ0点で抑えられている。
やってる方もなぜ負けているのか
不思議でしょうがなかった。
続いて桐谷さんのサーブ。
相手コートに入れるだけのサーブ
レシーバーはきっちり4番に返し
7番は対角にスパイクを打ち込んだ
そこには増山さんがいた。
増山さんが飛びつき拾った。
その球を魂輝君が拾って
高く上げて桐谷さんが返した。
司「増山さん。ナイスレシーブ」
守「ナイス。助かりましたぁ
みんなで勝ちましょうね」
増山「うん。ありがとう」
かっこ悪くても拾う。
かっこ悪くても勝てばいい。
僕達は弱いのだから。
ただみんな必死になっていた。
必死になって守っていた。
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