第1453話 相手の動き

2025年7月24日

第50部-強制的バレー 決勝編-

t f B! P L
守「なるほどな・・・
こりゃあ厄介や」

司「ギリギリまで
引きつけれるんかぁ」

相手の動きを見ていた。
僕らは何もできずに・・

それから連続得点で
ずっと取られていた。

7番のアタックで点を取られ
4番のトスに反応ができず
5番が全部こなす事がわかった

僕らは1点もとれず結局
2セット目は1対25で
終わった。

休憩させる時間もあまり
とれずだった。

僕らはベンチへ戻った。

司「さて。みんなどう?」

守「ギリギリってとこ」

魂輝「休憩もらえました。
僕は残りフルで大丈夫ですよ」

桐谷「うん。こっちも残り
頑張れる。次が最後やしね」

多田「小野さんと水谷さんは
本当に上手いけど諦めたくない」

増山「難しいかもしれないけど
・・・みんなで勝ちたい」

司「よかった。なら勝ちましょう
今からの15点は大事にしましょう
そんで・・勝っておわりましょう」

全員「もちろんっ!!」

相手ベンチでは

4番「たいしたことないやん。
佐々木さんあんなのに苦労
してたなんて」

5番「もっと強いかと思った。
どうしたん?佐々木さん」

7番「体調でも悪いん?」

4・5・7番は何もできなかった
僕達をさすがに強いと思えない。

苦労する相手とも到底思えない。

4番のトスに反応ができず
5番のジャンプサーブを拾えず
7番のアタックを止められない。

そんな相手だったから。

6番「あんなんじゃないよ。
あの子らは・・・じゃああたしは
最後の試合に備えてこのまま
休ませてもらいます。勝ってね」

6番はクールダウンしに外へ。
第2セットを見てさすがに
4・5・7のレギュラー3人で
勝てるとふんだから。

ブーーーーッ・・・
休憩が終わり最終セットへ。
最後のサーブ権は相手がとった。

ーーーーーーーー
 ○  ○  ○
 司   守  桐谷

 ○  ○  ○
木塚 増山 魂輝

サーブは5番から・・・

ボールを高く上げて
ジャンプサーブで打ってきた。

増山さんの所へ飛んできた。
増山さんはそれをすぐ避けた。

避けた所に魂輝君が回ってた。

ドンッ・・・

魂輝君はサーブを拾った。
球の落下地点に増山さんが入り
僕が相手コートへ返した。

相手チームがレシーブをして
4番のセッターへきっちり返す。

セッターはぎりぎりまで動かない
だけどアタッカーが動く。

ライトの7番がクイックで飛ぶ。

守君がライトの7番へ走る。
しかし4番はバックトスで逆側へ

4番「あまい。そっちじゃない。
そんで・・・ブロック1枚か」

ブロックは僕だけだった。

バシイインッ・・・トンッ・・・

司「よっしゃあっ。止めたぁ」

僕が1枚で完璧に止めた。
ジャンプは僕の方が高かった。

休憩してた分数回は全力で飛べる。
その1回を最初で使っただけ。

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