第1452話 時間を稼ぐ事

2025年7月23日

第50部-強制的バレー 決勝編-

t f B! P L
守「俺も司に賛成です」

魂輝「僕もです」

1対17のこの状況は
残り体力から行っても
必死になる点差ではなかった。

司「みんなここまで必死で
やってきて体力も限界でしょう

このセットは次のセットの為に
体力回復する事に徹するべきです

なんか向こう新しいのが3人
やってきてますしね。

勝負は次のセットでしょう」

このセットは捨ててしまって
最終セットで戦おうと提案した。

最終セットは15点だから。

魂輝君と僕が交代で代わり
その後はママさん達で代わる。

そしてブロックは飛ばない。
レシーブだけで時間を稼ぐ。

交代枠6回の中で25点
とられる間になるべく多く
時間を稼ぐ事が目標となる。

僕と魂輝君が交代して
魂輝君を休ませる。

そして試合は再開する。
相手は3人メンバーが代わる

水谷(4番)セッター

金子(5番)
オールマイティ

小野(7番)
ブロッカー・アタッカー

チームの雰囲気がガラッと
変わる。引き締まっていた。

サーブは相手チームから
始まり代わったばかりの
5番からだった。

5番はボールを高く上げて
助走をつけて走り出した。

ジャンプサーブがくる。

バシイイッ・・・

ネットを越えドライブが
かかり早いスピードで
僕の元へきた。

司「こいやぁっ」

レシーブで構えるがボールの
勢いに押されて返せない。

球は横に落ちた・・・

司「ごめん。取れなかった。
サービスエースはダメだね。
時間稼げないから・・・」

魂輝君を下げたのが痛い。
僕はレシーブに時間を割いて
なかったので特殊なアタック
とかはレシーブが苦手だった

得点は1対18。
続いて相手からのサーブ。

5番はまたジャンプサーブで
僕を目掛けて打ってきた。

ドシイイッ・・・

司「つっ・・・」

2回目はなんとか上げる。
その球を多田さんが拾って
守君が相手コートへ返した。

5番がレシーブをして
4番へきっちり返し・・・
4番はライトへ上げる仕草を
とるが・・・上げない。

ギリギリでバックトスに
変えてDクイックで打たせた

守君が走れば追いつくが
その場に立ったまま動かない

フリーで打たれて誰もいない
所へ球は落ちて点を取られた

相手チームは喜ぶ。
点を取って調子に乗りだした。

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