司「守君次いける?」
守「あぁ。なんとか」
司「よかった。僕がちょっと
足きてる。軽い痙攣きてる」
守「少し休んどけ」
木塚「でもすごくない?
あたしら福田クラブに1セット
取ってるんやで?」
桐谷「ほんとすごい。
もう夢なんちゃうかな」
司「後1セットとって・・・
優勝しましょう」
このままなんとかいけそうだ。
後1セットぐらいなら・・・
ギリギリで逃げ切れそう。
そして福田クラブは・・・
6番「1セット目とられたね。
追いつけきれへんかった。
で、水谷さん達はまだ?」
他「まだです。でももうすぐ
来ると思います」
6番「そう・・・間に合って
くれたらいいんやけど・・」
このまま行けば負けてしまう。
そういう雰囲気を感じてた。
休憩も終わりコートチェンジへ
今度は福田クラブからのサーブ
ーーーーーーーー
○ ○ ○
多田 桐谷 魂輝
○ ○ ○
守 増山 木塚
司「さてと。見てますか」
僕はベンチスタートだった。
足をとにかく回復させる為に
揉みながら見る。
ドンッ・・・パサッ・・・
司「いきなりラッキー」
相手のサーブはネットにかかる
サーブで狙うと難度は上がる。
コートに入ってきた時は僕らは
崩されるがそうでない時もよく
崩れているのであまり関係ない
崩れるのはよくある事だった。
だけど崩そうとしてくれて失敗
してくれる事が多いので相手は
僕らにはサーブで点を取ったり
崩す事を考えるのは間違ってた
得点は1対0。
精神的に有利になる。
ローテーションしてこっちの
サーブは魂輝君からだ。
普通に相手コートに入れる。
相手はレシーブしてセッターに
きっちり返しライトへ上げる。
守君は下がりレシーブに備える
足が限界なのでブロックは
飛ばずアタックで飛ぶ事に
していた。
桐谷さんと多田さんが
ブロックで飛ぶ。
手に当たってボールが
こっちのコートへ入ってきた。
木塚さんが飛びつき拾う。
増山さんが拾い多田さんが
相手コートへ返した。
またもこの攻防。
ただ・・・これは苦しい。
守君がブロックにいけない。
そして僕も今は休んでいる。
だから・・・点をとる手段が
こっちにはなかった。
レシーブをしセッターが
トスを上げ6番がバックアタック
で増山さんの方へ打ってきた。
バシインッ・・・トンッ・・・
レシーブができず
点をとられる。
相手チームは喜ぶ。
これで得点は1対1。
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