練習を見ていて思った。
このチームにはリベロがいる。
そしてアタックが1人
上手いのがいる。
強いのではなくて上手い。
体の向きとは少し違う方向に
打ち分けてくる人がいた。
司「あの6番・・・ちょっと
ブロック難しいかもね・・」
守「多田さん。あの6番って
いうのがレギュラー?」
多田「そうそう。よくわかったね。
あの人ブロックもすごい止める」
司・守「ふーーん」
6番は避けて戦おう。
僕らはすぐにそう思った。
そしてギャラリーも集まり出し
福田クラブは練習を止めベンチ
へ戻り打ち合わせをした。
そして円陣を組む。
「福田クラブー。ファイッオー」
僕らも作戦を決めて円陣を組む。
そしてボソボソと話した。
守「最後ですからねー。
どんな手使っても勝ちましょう」
司「勝つ事だけを考えましょう。
そして・・・結果を残しましょう」
魂輝「当然ですっ。いきましょう」
ボソボソ話したまま円陣をとく。
そして僕らもコートへ入った。
6番「よろしく」
司「・・・お願いします」
コートに入りお互いに挨拶をし
サーブ権は相手がとったが相手は
コートを取りサーブは
こちらからだった。
布陣
ーーーーーーーー
○ ○ ○
守 多田 桐谷
○ ○ ○
司 木塚 魂輝
サーブは魂輝君から
魂輝君は普通にサーブを打ち
相手コートへ入れた。
レシーブでセッターへきっちり
と返した。
「おっけーおっけー」
相手チームは声をかけながら
どういう風に動くかを言う。
多田「なに?どうくるの?」
桐谷「こんなのわかんない」
そのかけ声で惑わされる。
セッターはトスを上げる。
バックトスでライトへ
オープンに上げた。
ライトには桐谷さんがいる。
だけど1枚では無理だろう。
守君はトスが上がる前に
ライトへ向かっていた。
最初はどこも確実に点が欲しい
となるとエースで決めにくる。
守君は追いつきジャンプして
ブロックにつく。
守「・・・あかん」
だけど・・・相手が高い。
手2つ分は守君よりも高かった。
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