第1443話 応援

2025年7月10日

第50部-強制的バレー 決勝編-

t f B! P L
司「決勝の相手ってどこ?
どんなチームなんだろ」

守「えっとな。福田クラブ
っていうとこ」

司「うわぁ。あそこかぁ。
そういえばそうやったね。
なんか強そうやったやんね」

守「決勝まで来てるからなぁ
基本的にはどこも強いやろ。
でも後1試合や。それで終わり」

司「そやね。この3ヶ月も
後1時間ぐらいで終わりやね」

だいたい1試合は1時間ぐらい。
なのでこの決勝で全てが終わる。

そう思ったら少し寂しくなった。

そうこうしているうちに
魂輝君も戻ってきて説明をした。

ママさん達も戻ってきたので
もう決勝が始まる事を伝えた。

11:50分になった時
放送で呼ばれた。

「ただいまから決勝を始めます。
決勝は第1コートで福田クラブvs
ママさんの部屋です。両チームは
速やかに移動してください」

司「じゃあ行きますか」

僕らは第1コートへ向かった。

そしてママさん達から
聞いたがこの辺りじゃ
負け無しのチームで
兵庫でも5番以内で強いらしい

ママさん達は怖気づくほど。
強すぎて相手にもされないらしい。

守「ふーん。そうなんだ」

司「現場判断もきついかな?」

守「オーソドックスに強いなら
まだやりやすいけどどうかな」

司「もう3試合目だから・・・
余裕もなんも無くない?」

体力的な疲労はきていた。
しかしそれは相手も一緒だと
思っていたが・・・

福田クラブが後からやってきた
福田クラブは人数が多い。

司「確か9人まででしたよね?
登録ができるのって・・・」

桐谷「うん。そう。9人以外は
サポートの人らやから」

司「すごいなー。試合見て
勉強もさせるんやろうなー」

人数で威圧してきていた。
つーか市民大会なんかで
ここまでやるのか?と思った。

守「気をつける人はいます?
この人とか危険な人とか」

多田「いない。全員うまい。
全員どこのチームにいても
レギュラー張れる人の集まり」

司「でもこれ市民大会ですよ?
2軍とかじゃないんですか?」

守「あー。それあるある。
2軍じゃないです?」

桐谷「えーっと。そういえば
レギュラーは3人はおる。
他は・・・多分控えの人」

司「よかった。それやったら
まだ穴はあるでしょうね」

守「弱いとこ狙ってこか」

福田クラブはアップを始める。
僕達はさっき試合が終わった
ばかりなので休憩して
福田クラブの練習を
ただ眺めていた。

規則正しい動きをしていた。
アタックもトスも精密だった。

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