守「タマ。あいつら知ってるの?」
魂輝「知らないですけど」
司「ずっと見てたけど。なんか
挑戦的な感じだったね」
守「布陣・・・変えるか。
見てたのが動揺煽る誘い
にも見えなかったしな」
基本布陣
ーーーーーーーー
○ ○ ○
木塚 多田 魂輝
○ ○ ○
守 桐谷 司
今回布陣 ーーーーーーーー
○ ○ ○
司 守 木塚
○ ○ ○
桐谷 魂輝 多田
円陣を組んで伝える。
守「この試合・・・第一
セットは落としてもいいから
全力は出す必要はありません
落とす代償として相手チームの
実力を掴むようにしましょう。
ただ取れるようなら取りに行く
状況に任せて変えましょう」
全員「はいっ!!」
気合は特に入れずに冷静に。
相手の実力をただ知りたい。
サーブ権は舞子エバンス。
審判の笛が鳴り始まった。
サーブは高校生の奴だった
背番号は5番だった。
もう1人の高校生は7番。
5番「取れるもんなら・・
とってみろっ」
ボンッ・・・
魂輝「オーライですっ」
サーブは魂輝君の下へ。
魂輝君が軌道を読み構える。
サーブ球がぶれている。
僕と守君は予測してなかった
魂輝君の手前で落ちだす。
魂輝「くっ!ギリです」
トンッ・・・
魂輝君がギリギリで上げた。
しかし上げた高さが低い。
守「OK。拾う」
それを守君がなんとか拾う。
ただ高く上げていた。
桐谷さんが落下地点へ入り
相手コートに大きく返した。
5番「拾いやがった。あいつ。
今のは完璧やったのに」
相手はレシーブしてセッターへ
返しセッターはライトへ上げた
そこには7番の高校生がいた。
深く沈みこみジャンプした。
僕がブロックへ合わせて飛ぶ。
しかし・・・
司「高いっ」
ジャンプが僕よりも高かった。
打たれても触れない高さだった
司「やられた。こんな高いか」
バシイィン・・・
7番が魂輝君のいる真ん中を
狙って打ってきた。
ドンッ・・・
魂輝君は反応して拾う。
「おおっ~」
観客から歓声が起きていた
僕がレシーブの位置に移動し
木塚さんにトスを上げた。
木塚さんにブロックが2枚。
フェイントで相手コートへ
返すが拾われる。
相手もアタックできずまた
こっちのコートへ返ってきた。
僕はまた木塚さんへトスを上げた。
ブロックは2枚。木塚さんはまた
フェイントで相手コートへ返す。
木塚「これでいいんやんね?
今は・・・」
1番「2回連続でフェイント?
そんなので点がとれると?」
舞子エバンスのセッターは
木塚さんがびびってアタックが
打てないと少し考えていた。
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