僕らは返すので精一杯だ。
そして相手の攻撃に備える。
相手「なんで・・・なんで
こんなにやって点が取れないの?」
相手チームはエースを使って
アタックに来るが僕らは返してる。
点が決まらない状況が
相手にとっては精神的にしんどい。
また相手がアタックしてくる。
オープンで上げてエースで来た。
多田さんと木塚さんでブロック。
バシイイン・・・ドンッ・・・
アタックはブロックを超えて
コートに飛んできたが魂輝君が
こぼれ球を拾い高く上げた。
司「オーライッ。任せるよ~」
僕は軽く飛んで守君の方へ
バックトスで上げた。
守「ネット際やんけ。
まぁでも大丈夫か」
守君はトスに合わせて動いて
アタックをしてコートの真ん中へ
叩き落すようにアタックした。
バシッ・・・トンッ
球は誰もいないとこへ落ちた。
司「よっしゃあ。取ったぁ」
守「ええ感じ続いてるよ~。
このままなんとか続けてこう」
相手の方を見ると・・・
なぜかかなり驚いていた。
相手「なんなん?移動しての
Bクイックがあんな簡単に?」
相手「なんであんなに高度な
プレーが簡単にできてんの?」
司「なんか暗くなってるなぁ。
ブラフ使えるとも思えないし
ここはたたみかけれるとこかな」
守君もうなづいていた。
魂輝君もうなづいていた。
司「普通の強さが相手で
よかったなー」
相手チームが普通の強さで
よかった。
まともにやってきてくれる。
駆け引きもフェイクもブラフ
もしてこないチームでよかった
僕らよりも強いが単純なチーム。
ブロックも読みやすければ
移動式のアタックも対応できない
僕らは相手チームの苦手部分を
ついて守備も攻撃もしてただけ。
そうやって試合が進み・・・
24対8で僕らのセットポイント
守「ふー。後1点。トドメやな」
司「トドメさして終わらせよう」
後1点取れば僕らの勝ち。
相手「気持ちが緩んでない。
なんなん?この子ら・・・」
点差が空いてようがなかろうが
トドメ刺さないと終わらない。
僕らの方が弱いのでトドメを
刺さないとひっくり返る可能性
もあるのでトドメをさしたい。
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