第1426話　今度は利用

コートチェンジで移動する。
次のセットになる前に・・・

守「なかなか上手くいってる。
相手がこっちに対応できてない」

司「ただこのまま行っても
どっかで捕まるんちゃう？」

魂輝「そうですね。予定と違って
守で点をとりすぎてます」

一気にたたみかけてしまって
ほとんど守君でとってしまってた

守「まーまー。それはそれで
今度は利用できるやろ。２セット目
は・・・ほとんど任せますから」

多田「うん。頑張る」

木塚「やってみる」

桐谷「守君たちだけに任せる
わけにはいかないもんね」

守「司も。トスは俺をやめて
桐谷さん使っていって」

司「ラジャー」

そして僕らは２セット目へ。
サーブは僕らからだった。

桐谷さんのサーブで始まる。
普通にサーブを打った。

相手はレシーブで拾って
前衛が移動する。

守「中央。２枚」

多田さんと桐谷さんが
ブロックで飛んだ。

バシイイッ・・・

ブロックしきれず球が流れる。
その球を守君が拾った。

木塚さんがトスを上げて
そこを桐谷さんが打ちにいく。

相手のブロックは１枚だけ。

バシイイッ・・・トン・・・

ブロックアウトになったが
一応点は点で取れた。

守「よっしゃあ。いいよー」

司「ナイスアタックです。
桐谷さん」

相手のブロックは守君を
マークして２枚ついていた為
桐谷さんが打ちやすくなってた

続けて桐谷さんがサーブを打つ
相手は簡単に球を拾う。

トッ・・・バシシイン

相手がトスを上げてＡクイックで
打ってきた。

守君がブロックで飛んでいて
指にあたり後ろへ飛んできた。

魂輝君が拾って僕がトスを上げる

司「桐谷さーん。頼みまーす」

オープンで高く桐谷さんへ上げた
桐谷さんがタイミングを合わせて飛ぶ。

ブロックは２枚ついている。

司「フォロー。ついといてー」

桐谷さんの周りに多田さんと木塚さんが
こぼれ球の為に準備についた。

バシイイイッ・・・

アタックを打つが止められる。
止められた球を木塚さんが拾った。

ボールは少し遠いところへいった。
その球を多田さんが飛びついて拾う。

ただ高くあげた。
そのボールを相手コートへ返した。