第1387話 不思議

2025年4月23日

第47部-強制的バレー 経験編-

t f B! P L

??「美智子~。さっきの
バレー部とマジで合コン
すんの?」

美智子「ん?どうして?」

美智子は友達と帰っていた
友達から不思議がられてた

??「あーいうの相手にして
ないのに珍しいって思って。
それに美智子彼氏いるやん」

美智子「あたしは付き添い。
合コンの場を作ったげるだけ。
それ以上のことはしないよ」

??「それでも珍しいよね~。
そこまでするっていうのが」

美智子「そうね~。あたしが
小さい頃からお世話になった
先生に頼まれてるからね~」

??「へぇ~。なんの先生?
舞踊とかそういうの?」

美智子「一言では言えないよ
真一と光男達と一緒の先生」

??「え~。そうやったん?」

美智子「そうそう。あいつら
とは小さい頃からの幼馴染」

??「美智子友達多いもんね。
ほんと羨ましい~」

美智子さん達が帰ってた頃。
僕達は・・・

バシイイン・・・ドンッ

司「くっそお」

守「どうすればいいんや」

あっという間に逆転されて
第一セットを取られてしまった

真一さんと光男さんと魂輝君
がボールを拾ってくれるのに
僕のアタックはブロックされて
点なんて全然とれてなかった。

コートチェンジの前にベンチに
戻りミーティングをしていた。

真一「すげえな。お前ら。トス
とアタックは形になってる」

司「ありがとうございます。
でも・・・オープン読まれてて
点が取れないんです・・・」

守「Aクイックとかをやって
みたいんですけどダメですか?」

真一「あぁ。ダメや。攻撃は
オープンだけ。それで点をとれ」

オープンで点が取れないのに・・
だからAクイックをしてみたいのに

真一「納得いってないみたいやな。
まぁ分家やからしゃあないか・・。

結局のとここれは本番やないねん。
この試合でオープンが形になれば
それだけでもっと幅は広がってくる

オープンだけで点をとることの
難しさを知ってから次のステップ。

今日は本家の考えでやればいい」

頭ではわかっている・・・けど
同時にこのままじゃ勝てないのも
僕らは気づいてしまう。

どうにかしないといけない。
しかし・・・

僕らは素人だ。相手より下手で弱い
技術もない。相手と戦える部分もない。

でも・・・勝ちたい。

真一「それでもオープンや。
オープンで点を取れ」

司「・・・はい」

僕らは・・・オープンだけしか
選択肢を与えてもらえなかった。

そして試合は第2セットへ。

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