第1380話 いきなり

2025年4月14日

第46部-強制的バレー 認識編-

t f B! P L
その人達はこっちへ来た。
そして僕らに問いかける。

??「なんや?お前ら・・・
高校生ちゃうんか?」

司「はい。そうですけど」

??「何勝手に使ってるん?
誰かの許可でも得たんか?」

守「いえ。得てませんが」

??「勝手に使ってんのか?
お前らどこの高校や?」

守「港神ですけど」

司「僕も港神です」

魂輝「稜星です」

??「そうか。わかった。
まぁええからもう帰れ。

おおごとにしたないしな
なんもなかった事でええ
から帰ってくれ」

守「わかりましたー」

司「失礼しまーす」

なんかよくわからないが
迷惑かかりそうだったので
言われた通りに去ろうとした

その時・・・ドアが開いた。
真一さん達がコーヒー片手に
体育館へ戻ってきた。

真一「おっ?時間通りやんけ
遅れてくると思ったのにな」

??「お前が4時にちゃんと
来いって言ってたんやろ」

光男「まーまー。怒るなや。
アップ適当にやってくれや」

真一さん達は知り合いみたいだ
僕らが帰るのも止められた。

その人達はアップを始めた。
僕らはアップ練習を見ていた。

さすがに上手い。安定してる。
レシーブもアタックもできてる

司「あの~。あの人達は大学の
バレー部なんですか?」

真一「あぁ。そうそう。みんな
さすがにうまいで」

守「知り合いなんですか?」

真一「同級生や。同じ学部」

守「あ~。それでですか?
バレー部の練習前まで自由に
体育館借りれたのって?」

真一「いや。あいつら今日は
休みって聞いたから借りてた」

司「えっ?でも練習してる」

真一「今から試合すんねん。
その為に呼び出した」

司「えっ?マジですか?
真一さん達と試合ですか?」

真一「マジマジ。つーか
お前らも一緒に戦うんやで」

司「えっ?ええっ~??」

光男「やるからには勝つぞ。
それぐらいわかってるな?」

守・司・魂輝「はいっ」

やるからには勝つ。そこには
拘るけど不安だらけだった。

魂輝「でもなんでバレー部が
試合してくれるんですか?」

真一「あいつらが女紹介して
くれって言ってきててなー。

ちょうど先生からお前らの事
聞かされててちょうどええから
交換条件でバレーで試合をして
俺らに紹介したるって言ったら
あいつら受けてくれてんよ」

女を紹介・・・で釣っていた。

でも先輩達は僕らにレベルの高い
場を用意してくれていたのに感謝した

向こうのアップが終わるまで
ポジションを確認して戦術を覚える。

向こうのアップが終わり一息ついて
僕らはコートの中に入っていった。

ルールもなにもかもあいまいだけど
これから・・・試合が始まる。

第46部-強制的バレー 認識編- 完

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