光男「ちょっとやってみ。
とりあえず普通に飛んで
手首の感覚掴んでみたらいい
アタックする時のタイミング
はボールが真上に上がった時。
落ちてくるボールにタイミング
を合わせると打ちやすい」
司「はいっ」
僕はコートの左側に立つ。
光男さんはセッターの位置にいる
光男「じゃあいくぞ~。それ」
光男さんがボールを高く投げる
落ちてくるボールを見て・・・
司「ダアッ」
バチインッ・・バンッ・・
思ったよりも上手く叩けた。
少ない力で思いっきり打つより
ボールに勢いがついていた。
光男「そうそう。そんな感じ。
じゃあ次。左手で打って」
司「えっ?左手でですか?」
光男「そうそう。行くぞ~」
光男さんがボールを投げる。
僕はタイミングを見て飛んだ
司「・・・あれっ?」
ボールを打つ位置が合わない。
右手で打つ位置で飛んでいた。
光男「もっかいやろか。
左手で打つのは飛ぶ位置が違う
右手で打つよりも少し中側に
入れば修正できるから。コツは
ボールが通り過ぎていく位置に
合わせて飛ぶだけ。
それも慣れの問題やから」
司「はいっ。お願いします」
もう一度ボールを上げてもらう
タイミングを計って・・打つ。
バチインッ・・バンッ・・
左手も同じぐらいに打てた。
光男「うん。まぁ問題ない。
逆手でご飯食べれてたもんな。
できて当然って言えば当然か」
司「それでお昼ご飯の時・・」
光男「そう。見ててん。
まぁまずは手首の感覚掴め。
壁に向かって球打っといて。
右手と左手で使い分けてな」
司「はい。わかりました」
光男「さてと。じゃあ次は
魂輝やな~。バックアタック
一本なるけどやってこうか」
光男さんは魂輝君にバック
アタックを教えることに。
僕は球を借りて壁打ちをする。
手首に集中してやっていた。
司「当たった瞬間にもっと
べったりと巻きつけばな~」
インパクトの瞬間にこだわる
ずっと意識してやっていた。
それから30分が過ぎていた。
少し休憩する事になった。
真一「基本はあんな感じ。
で次に戦略を教えていくけど」
休憩がてらに攻撃パターンと
守備パターンの基本を教えて
もらうことになった。
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