第1375話 手首の感覚

2025年4月7日

第46部-強制的バレー 認識編-

t f B! P L
光男「ちょっとやってみ。
とりあえず普通に飛んで
手首の感覚掴んでみたらいい

アタックする時のタイミング
はボールが真上に上がった時。

落ちてくるボールにタイミング
を合わせると打ちやすい」

司「はいっ」

僕はコートの左側に立つ。
光男さんはセッターの位置にいる

光男「じゃあいくぞ~。それ」

光男さんがボールを高く投げる
落ちてくるボールを見て・・・

司「ダアッ」

バチインッ・・バンッ・・
思ったよりも上手く叩けた。

少ない力で思いっきり打つより
ボールに勢いがついていた。

光男「そうそう。そんな感じ。
じゃあ次。左手で打って」

司「えっ?左手でですか?」

光男「そうそう。行くぞ~」

光男さんがボールを投げる。
僕はタイミングを見て飛んだ

司「・・・あれっ?」

ボールを打つ位置が合わない。
右手で打つ位置で飛んでいた。

光男「もっかいやろか。
左手で打つのは飛ぶ位置が違う
右手で打つよりも少し中側に
入れば修正できるから。コツは
ボールが通り過ぎていく位置に
合わせて飛ぶだけ。

それも慣れの問題やから」

司「はいっ。お願いします」

もう一度ボールを上げてもらう
タイミングを計って・・打つ。

バチインッ・・バンッ・・

左手も同じぐらいに打てた。

光男「うん。まぁ問題ない。
逆手でご飯食べれてたもんな。
できて当然って言えば当然か」

司「それでお昼ご飯の時・・」

光男「そう。見ててん。
まぁまずは手首の感覚掴め。
壁に向かって球打っといて。
右手と左手で使い分けてな」

司「はい。わかりました」

光男「さてと。じゃあ次は
魂輝やな~。バックアタック
一本なるけどやってこうか」

光男さんは魂輝君にバック
アタックを教えることに。

僕は球を借りて壁打ちをする。
手首に集中してやっていた。

司「当たった瞬間にもっと
べったりと巻きつけばな~」

インパクトの瞬間にこだわる
ずっと意識してやっていた。

それから30分が過ぎていた。
少し休憩する事になった。

真一「基本はあんな感じ。
で次に戦略を教えていくけど」

休憩がてらに攻撃パターンと
守備パターンの基本を教えて
もらうことになった。

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