88式太極拳を一緒にやり
準備運動が終わった。
真一「よしっ。終了。
じゃあレシーブやるかぁ」
司「88式だけで・・・
本当にいいんですか?」
真一「おう。いいねん。
大きく動いてたらそれで十分」
スポーツを否定している発言。
でもはっきりとそう言っていた
そしてバレーボールがいっぱい
入ったカゴを持ってきた。
真一「じゃあレシーブやろか。
投げていくから落とすなよ~」
守「了解です。どうぞ」
最初は守君が構えをとった。
レシーブの構えをとった。
真一「それで拾えるんか?」
守「精度は低いですけど・・
なんとか・・・拾えてます」
真一「そうか。ほれっ」
真一さんは真一さんの真横に
ボールを軽く浮かせて投げた
守「・・・えっ?あれ?」
守君は棒立ちだった。
守君に投げてくると思ってた
僕達もそう思っていた・・・
真一「ボール落ちてるぞ~。
どんどん投げていくから
ボール拾っていけよ~」
真一さんはふわっとした球を
自分の周りに放っていた。
守君は構えたまま動けない。
10球ほど投げられているが
どうすればいいか迷っていた
守「なんや・・・なんやろ?
考えても・・・無駄かっ」
守君は構えをやめて上がった
ボールをただ拾いにいった。
真一「おっ。やっときたか。
残り5球しかないぞ~」
ポンポンポンポン投げてくる
守君は1球だけ拾えていた。
真一「はい。お疲れ~
次は誰がやんのかな?」
魂輝「お願いしますですっ」
魂輝君は構えていない。
力を抜いて楽に構えていた。
真一「じゃあ行くぞ~
せーのっ・・・・」
真一さんは振りかぶる。
球を投げつける気か?
司「・・・えっ?」
予備動作が大きすぎる。
誰が見ても投げつけてくる
のが予測できるテレフォン。
と見せかけて・・・
横に落とすのかもしれない。
同じ分家だからわからない。
魂輝「来るですっ」
真一さんは魂輝君の真正面に
ボールを思いっきり投げつけた。
・・・ドンッ!!
真一「お~。すげえな~。
きっちり拾い上げたか~」
ボールは高く上がっていた。
魂輝君はボールを拾っていた。
構えは崩れていたが拾っていた。
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