第1371話 準備運動

2025年3月31日

第46部-強制的バレー 認識編-

t f B! P L
88式太極拳を一緒にやり
準備運動が終わった。

真一「よしっ。終了。
じゃあレシーブやるかぁ」

司「88式だけで・・・
本当にいいんですか?」

真一「おう。いいねん。
大きく動いてたらそれで十分」

スポーツを否定している発言。
でもはっきりとそう言っていた

そしてバレーボールがいっぱい
入ったカゴを持ってきた。

真一「じゃあレシーブやろか。
投げていくから落とすなよ~」

守「了解です。どうぞ」

最初は守君が構えをとった。
レシーブの構えをとった。

真一「それで拾えるんか?」

守「精度は低いですけど・・
なんとか・・・拾えてます」

真一「そうか。ほれっ」

真一さんは真一さんの真横に
ボールを軽く浮かせて投げた

守「・・・えっ?あれ?」

守君は棒立ちだった。
守君に投げてくると思ってた

僕達もそう思っていた・・・

真一「ボール落ちてるぞ~。
どんどん投げていくから
ボール拾っていけよ~」

真一さんはふわっとした球を
自分の周りに放っていた。

守君は構えたまま動けない。
10球ほど投げられているが
どうすればいいか迷っていた

守「なんや・・・なんやろ?
考えても・・・無駄かっ」

守君は構えをやめて上がった
ボールをただ拾いにいった。

真一「おっ。やっときたか。
残り5球しかないぞ~」

ポンポンポンポン投げてくる
守君は1球だけ拾えていた。

真一「はい。お疲れ~
次は誰がやんのかな?」

魂輝「お願いしますですっ」

魂輝君は構えていない。
力を抜いて楽に構えていた。

真一「じゃあ行くぞ~
せーのっ・・・・」

真一さんは振りかぶる。
球を投げつける気か?

司「・・・えっ?」

予備動作が大きすぎる。
誰が見ても投げつけてくる
のが予測できるテレフォン。

と見せかけて・・・
横に落とすのかもしれない。

同じ分家だからわからない。

魂輝「来るですっ」

真一さんは魂輝君の真正面に
ボールを思いっきり投げつけた。

・・・ドンッ!!

真一「お~。すげえな~。
きっちり拾い上げたか~」

ボールは高く上がっていた。

魂輝君はボールを拾っていた。
構えは崩れていたが拾っていた。

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