第1360話 警戒

2025年3月14日

第46部-強制的バレー 認識編-

t f B! P L
僕達はさらに驚いた。
先生が大学生のチームに
混じっていたからだ。

司「先生がプレイヤー?
できんの?バレー?」

守「どうなんやろ・・・
わっかれへんけど・・・」

魂輝「警戒はしとくです。
先生はなにしてくるのか
わからないですからね」

野田「さて・・・そんじゃあ
行くか。違い教えてやろう」

ピイイッ・・・
試合開始の笛が鳴った。

サーブ権は大学生チームから
僕達はサーブレシーブに備える

バッシイッ・・・

サーブは守君のとこへきた。
守君は腕を出し構えをとった。

しかし・・・ボールが落ちる。

守「えっ?ちょっと・・・」

ダンッ・・・ダダンッ・・・
守君は動けていなかった。

先生「いえーい。1点。
ナイスサーブ~。光男~」

光男「じゃあもっかいね~」

バッシイッ・・・
またもサーブは守君の方へ。

守「くっ・・・このっ」

ボンッ・・・

ボールはまたもや落ちてくる
前のめりに倒れて球を拾う。

多田「あがったぁ。拾うわ」

多田さんが拾って桐谷さんが
相手へ返すしかできなかった

大学生がレシーブをする。
セッターへ綺麗に返りトスが
上がる。それを打つのは・・

先生「ナーイストス~」

バシイイン・・・ドッ・・・

誰もいないところへ・・・
鋭角で打ち込んできた。

野田「いえーい。2点目~」

仲間内だけで喜ぶ。
僕らは・・・驚いていた。

守「なんや?これ・・・」

司「相手なってへんやん」

魂輝「困りましたね」

得点は0対2。次のサーブで
またもや守君を狙ってきた。

球は手前で落ちてくる。

守「くそっ・・・」

守君は落下地点を予測して
体を沈めてボールを拾った。

司「上がってるよ~。誰かぁ
誰かそれ拾ってぇぇ」

セッターにちゃんと返った。
僕らのテンションが上がる。

増山「任せてっ」

セッターの増山さんがトスを
上げて多田さんがスパイクする

多田「・・・やぁっ」

バッ・・・バチイィン・・・
トンッ・・・トーン・・・

完全にブロックされていた。
ブロックに2枚つかれていた。

野田「いえーい。3点目~」

先生達はまた仲間内で喜んだ。
僕らに見せつけるかのように。

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