第1358話 2週間

2025年3月12日

第45部-強制的バレー

t f B! P L
多田さんや他のおばちゃん達は
先生と楽しそうに会話してた。

おばちゃん達は感謝しているか
のように先生に頭を下げてた。

そして僕達の方へやってきた。

野田「よっ。元気?」

司「まぁ元気ですけど・・」

守「なにしにきたんです?」

野田「2週間経つしなー。
みんなの状況の様子見やな。

さっきまで柔道と剣道の連中
見てきたけど圧倒してたわ」

魂輝「見てきただけです?」

野田「柔道は見てただけ。
剣道はちょっと遊んできた」

守「遊んできたって?」

野田「防具つけるん面倒やし
居合い抜きして遊んでた」

守「邪魔してますやん」

僕らも似たような事をしてた
だからちょっと面白かった。

野田「そんで・・どうや?
試合して勝てそうか?」

上手くなったかどうかを
先生は聞いてこない・・・

勝てる見込みがあるかないか
で聞いてきていた。

司「まだレシーブがなんとか
できるかな~ってとこです」

守「今日サーブを教えて
もらって練習してるとこ」

魂輝「まだまだ精度が低いです
まだまだ練習が必要ですよ

野田「ふーん。そっかぁ。
じゃあちょっと見とくかな~」

先生は横で見ていた。
そして5分ほどして・・・

野田「マジか・・・?」

先生がガッカリしていた。
そしてこっちへ来た。

野田「お前ら・・・なんの
為に練習してんの?」

司「うまくなる為?
っていうより教えてもらう
事をこなしてってるかな」

守「経験者の指導を逆らわず
やることやってってますね」

魂輝「僕らバレーに関しては
素人ですから経験者の言う事
を聞くですよ」

先生は呆れてた・・・

野田「あ~。バカやなぁ。
お前らほどの実力者が当り前
の事やってどうすんねん。
もったいない。お前らが
今まで積み重ねてきたんは
武術やろ?無駄なってる」

守「ある程度理解できたら
合わせて行こうと思って
いたんですけど。今までも
そうやってきてたんで」

野田「バカ。個人戦とは
ちゃうねん。団体戦やと
それじゃあ遅いねん。

理解するもなにもバレー
は点の動き方決まってる
やろ。わかってるか?」

司「ある程度は・・・」

野田「言ってみろ」

司「えっと~。オーバー
ネットとかが反則やった。
それで1点とられますね」

野田「違う違う。それは
わからんようにやったら
どうにでもなるやんけ。
点の動き方と違う」

言ってることが汚い。
だけど・・・そうだった

僕らは真面目になりすぎた

先生と話をしてて・・・
僕らは色々と改める事になる

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