多田さんや他のおばちゃん達は
先生と楽しそうに会話してた。
おばちゃん達は感謝しているか
のように先生に頭を下げてた。
そして僕達の方へやってきた。
野田「よっ。元気?」
司「まぁ元気ですけど・・」
守「なにしにきたんです?」
野田「2週間経つしなー。
みんなの状況の様子見やな。
さっきまで柔道と剣道の連中
見てきたけど圧倒してたわ」
魂輝「見てきただけです?」
野田「柔道は見てただけ。
剣道はちょっと遊んできた」
守「遊んできたって?」
野田「防具つけるん面倒やし
居合い抜きして遊んでた」
守「邪魔してますやん」
僕らも似たような事をしてた
だからちょっと面白かった。
野田「そんで・・どうや?
試合して勝てそうか?」
上手くなったかどうかを
先生は聞いてこない・・・
勝てる見込みがあるかないか
で聞いてきていた。
司「まだレシーブがなんとか
できるかな~ってとこです」
守「今日サーブを教えて
もらって練習してるとこ」
魂輝「まだまだ精度が低いです
まだまだ練習が必要ですよ
野田「ふーん。そっかぁ。
じゃあちょっと見とくかな~」
先生は横で見ていた。
そして5分ほどして・・・
野田「マジか・・・?」
先生がガッカリしていた。
そしてこっちへ来た。
野田「お前ら・・・なんの
為に練習してんの?」
司「うまくなる為?
っていうより教えてもらう
事をこなしてってるかな」
守「経験者の指導を逆らわず
やることやってってますね」
魂輝「僕らバレーに関しては
素人ですから経験者の言う事
を聞くですよ」
先生は呆れてた・・・
野田「あ~。バカやなぁ。
お前らほどの実力者が当り前
の事やってどうすんねん。
もったいない。お前らが
今まで積み重ねてきたんは
武術やろ?無駄なってる」
守「ある程度理解できたら
合わせて行こうと思って
いたんですけど。今までも
そうやってきてたんで」
野田「バカ。個人戦とは
ちゃうねん。団体戦やと
それじゃあ遅いねん。
理解するもなにもバレー
は点の動き方決まってる
やろ。わかってるか?」
司「ある程度は・・・」
野田「言ってみろ」
司「えっと~。オーバー
ネットとかが反則やった。
それで1点とられますね」
野田「違う違う。それは
わからんようにやったら
どうにでもなるやんけ。
点の動き方と違う」
言ってることが汚い。
だけど・・・そうだった
僕らは真面目になりすぎた
先生と話をしてて・・・
僕らは色々と改める事になる
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